学校司書の仕事って?

 午後から学校司書の方の訪問があった。(1人は沼津の「読解支援員」の方)
 
 かなりの専門性を要求される仕事ではあるけれど、学校によって事情が大きく異なるため、私のわかる範囲での対応となった。

 12月にも大勢来校されたけれど、学校図書館は、このような、本当に多くの方の地道な、そして気の遠くなるほどの煩瑣な仕事の上に成り立っているものであると話を伺いながら思った。

 話の途中で、2年生と3年生2クラスの「本の返却・貸し出し」があった。もちろん、本袋を持って、1人5冊を返却し、所定の位置に自分たちで(当然)返している風景を見てもらえた。

 2年生の今のブームは

デルトラ・クエストI (3) ネズミの街

デルトラ・クエストI (3) ネズミの街

だった。もう当たり前に読める。「青い鳥文庫」チェックの児童もいる。
 昨年から図書室の本が一気に増えたため、5,6年生で本を読んでこなかった児童はやっぱりこの本からのスタートとなる。当たり前に本があることの大切さを思った。

 放課後、3年生の女の子どもが、耳元で

めいたんていネート きえた草のなぞ

めいたんていネート きえた草のなぞ

「の本は他にありませんか?」と聞いてきた。「(全6巻のうち)何巻を読んだの?」と聞くと「5巻」と答えたので6巻を手渡す。
 
 このシリーズは、私が教師になったときからあるシリーズで、本当にミステリー超初級編の物語だけど、かなりオススメ。初めて読んだときの「こんなに短いのに、ミステリーにちゃんとなっている!」ことにすごく驚いたのを今でも覚えている。

 図書室にいると、こうやって声を掛けられるのだなあとも思った午後だった。