新学校図書館整備を策定

  初中教育ニュース(初等中等教育メールマガジン)第47号    
                         2007.1.15 より  

□ 新たな「学校図書館図書整備5か年計画」を策定しました
                             [児童生徒課]

 学校図書館図書の整備のため,平成19年度から平成23年度までの「学校
図書館図書整備5か年計画」を新たに策定しました。

 この計画では,従来の増加冊数分(※1)の措置に加えて,更新冊数分(※2)
を措置することで,平成19年度からの5年間で学校図書館図書標準(※3)
を達成することを目指しています。(本年度までの学校図書館整備5か年計画
では,学校図書館図書標準の達成に向け,平成14年度から平成18年度の間,
増加冊数分を整備するための経費として,総額約650億円,毎年約130億
円の地方財政措置が講じられてきました。)

 平成19年度〜23年度・・・総額約1,000億円
        (増加冊数分:約400億円,更新冊数分:約600億円)
         単年度・・・約200億円
        (増加冊数分:約80億円,更新冊数分:約120億円)
 
 今後,各市(区)町村教育委員会で,学校図書館図書標準を達成するための
図書整備計画が策定されるなどにより計画的な整備が進み,この図書標準が早
期に達成されることが期待されます。

※1 増加冊数分
  学校図書館図書標準達成のために増やすべき冊数
※2 更新冊数分
  記載された情報が古くなったこと等により廃棄される図書を更新するため
  の冊数
※3 学校図書館図書標準
  公立義務教育諸学校において,学校の規模に応じて整備するべき蔵書数の
  目標を定めたもの(平成5年3月策定)

 今日届いた教育新聞(@教育新聞社)のトップ記事もこのニュースでした。

その記事によると
 

平成16年度末に学校図書館標準の達成率は小学校で37.8%、中学校で32.4%と、ともに達成率が30%台にとどまった。

とあります。厳しい見方をすると、「達成」しているとする学校も「冊数」だけだったりします。(本来廃棄すべき本を廃棄していない)
 
 平成19年から23年度の5年間で、学校図書館標準の達成を目指す。
 ことが5年後に本当に達成できるような機運になることを切に願っています。

 

学習に活かす情報ファイルの組織化 (学校図書館入門シリーズ (10))

学習に活かす情報ファイルの組織化 (学校図書館入門シリーズ (10))

 今日、本校の校内授業が図書資料を使ったものであったので、藤田さんからいただいた資料をもとに、少し話をする。こうやって話ができるまで、足かけ4年、実質2年かな?目指す所の話までできたので、あとは一気!といきたいなあ〜。
 
 読書ハガキの掲示準備にかかる。多分、ここ10年以内の出版の方が圧倒的に多いような気がする。