その2

 いろいろあって、静岡の教員になりました。新採は裾野市の学校です。
36クラス 1400人はいました。若い先生が多く、6クラスで5名が20代という時もありました。
 実はこの時にお世話になった主任の先生のお兄様が、今の勤務先で多大なご支援をいただいている方です。運命の赤い糸ってあるのだと思いました、ホント!

 図書室は、大きくかなりの蔵書がありました。当時図書の担当に初めてなったのですが、一番の思い出は「本の廃棄」です。夏休みに2人1組で、図書原簿台帳から廃棄する本を見つけ、二重線で抹消し、図書カードも探し出して廃棄しました。夏休み1週間ほどかかりました。

 当然、本の後ろにブックポケットがあった時代ですから、若い卒業生の先生が、「私の借りた名前がある」とか言ってました。

 「ずっこけ」全盛期でした。まだまだ図書室には、私が子どもの頃読んだ本がたくさんありました。
 低学年は持っていなかったので、低学年用の絵本がどうなっていたのか定かではありません。

 後年、司書教諭資格を取りに行くとき、「図書の仕事をしたことがある」のが条件でしたので、裾野市教委まで行き、証明書をいただきました。

 まだまだ若く、「図書館」の読み物に興味がある程度でした。

 終わり。


 追伸
 今日は、援助をいただいているご夫婦が図書館の見学に見え,初めての奥様に簡単に説明をしました。
 「よく『寄贈者』コーナーを設けて、そこに本を置いていることがあるけれど、分類しないと子どもがうまく使えないので、それぞれの場所に置いている」ことを説明すると、理解して下さいました。新しく購入する本リストを見て下さったようで「『サザエさん 全集』がいい!」と言われました。