杉山さんときうちさん

 三島の市民文化センターで「杉山亮さん」のお話会があるというので、打ち合わせをしに行く。実は某企画で杉山さんへ依頼していたことがあり、直接会って話をしてみようと思い立ったのです。
 夏に会ったことを覚えていて下さり、とんとんと話は進み、無事講師をお願いすることになりました。
 
 夏のお話会のことを聞くと、誰も来なかったのは3日。650人の方が集まったということでした。来年も開催されるようなので、毎年恒例参加したいと思いました。

  午後は別の用事が入っていたので、1つだけショートストーリーを聞いて、退席しました。

 沼津の市立図書館へ移動して、フェスティバルリハーサル。図書館の方が、

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

著作権許諾を取ったら、「影絵は初めてなので、(使ってくれて)とても嬉しい。是非写真を撮って送って欲しい」と言われたそうです。子どもとの掛け合いになるので、楽しく進められるでしょう。

 杉山さんに会ってきた話をすると、オーサービジットの記事がでていたことを教えられました。本校も杉山さんで申し込んだのですが、応募委多数のため残念でした。

 終了後、久しぶりに文学の棚を覗いて何冊か借りました。

記憶の小瓶

記憶の小瓶

 高楼さんのこのエッセイが、小説の棚に1冊だけ紛れたようにあって、つい手が伸びました。
高楼さんの幼少期の想い出集なのですが、読むごとに「そういう感じ」よく分かると読みふけりました。特に「国語の教科書にイソップのツルときつね」が載っていたというくだりでは、(道徳のテキストだった気がするけど)懐かしい!イソップと思いました。あとがきに

 

誰かの幼年期の話というのは、ただそれだけで、聞く人の幼年期を呼び覚ますものなのではないでしょうか。これを読んでくださった方は、きっとしばしば読むのを中断し、ふと現れたご自身の記憶と、その時の目とを取り戻されたのではないか、と思うのですが。

とあります。多くの懐かしい私の幼少期を思い出したひとときでした。高楼さんファンは是非どうぞ。