見出しは「小学生の理科離れ顕著」

 毎日新聞 静岡版ニュースより
 
 小学生の理科離れ顕著
 高学年 3年連続全国平均下まわる
 
 

 全国の小学3〜中学2年生の教科別基礎学力を調べる「基礎学力定着状況調査」の県内結果がこのほどまとまった。ほとんどの教科で全国平均を上回ったが、理科は小学4〜6年で3年連続して全国平均を下回った(46・6〜49・5)。実験や観察が授業で実施される問題では正答率が高いが、科学的な考察は理解が不足する傾向があった。(中略)

 全国平均を下回った小学校理科については▽実験などの体験を重視し児童の興味を高めるよう県独自に作成した「小学校理科観察実験集」の活用▽「サイエンスサポーター」と呼ばれる理科実験観察の補助員を県内8小学校に配置するなど、理科教育の充実を図る方針という。

 今年は3クラスの理科を担当している。複数クラスの理科を持つのは、次女育休明けの1年間担任外だった時以来だから13年ぶり、2回目となる。
 理科は専門でもなく、得意でもなかったけれど、教員になってから教えるのが楽しい教科となった。自分がどこで好きではなくなったかが、よく分かるので、同じような気持ちにはなって欲しくないという思いは強い。

 今日は5年生に、「デジタルコンテンツ」を使って授業を行った。「科学的な考察は理解が不足」とならないよう試行錯誤は続く。

 ということは、科学絵本の充実も急務であるということでしょうか。