全校読書アンケート 

 今日で全校のアンケートが出そろい、データ入力ができた。
 全校児童の顔も名前も読書傾向も分かっているので、本当に興味深いデータになった。読書週間中は、ずっと図書室で本の話をしてきたので、よく声をかけてくれる。「今面白くてたまらない本」として、何人かが持ってきてくれる。
 最近増えてきたのは、「本買ってもらった!」と言って見せに来る子供達。「これだけあるのに・・」とは思うけど、親に買ってもらうのはやはり特別なのでしょう。(親が、下心なしで買う場合)

 ということで、私のここ数日のキーワードは、「きっかけ」。
 子供が、(本の世界だけでなく)グンと伸びる時期があって、そういう場面を見たいから、教師をやっているのだと本当に思う。また、その「きっかけ」「しかけ」を考えるのは、本当に楽しい。
(いい仕事だなあ。その割には、「どっこいしょ」とか言ってる。)

 今日の本は、

強育論-The art of teaching without teaching-

強育論-The art of teaching without teaching-

です。最近読んだ教育一般書のなかで、私の子育ての考え方と近いと感じたものです。本の帯には
 

 無試験先着順の入塾で首都圏トップ校に85%の進学率!カリスマ
 算数教室主宰による心と頭の教育論

とあります。
 本の中で特に共感したのは「睡眠時間」
 

 入試直前でも「最低8時間は寝かせ、生きのいい状態で授業に出して下さ い。さもないと全部落ちます」と脅して睡眠時間を削ることを許しません。

とあります。私が子育て中に、一番言ったのは「早く寝なさい」ですから。