○○と同じぐらいおもしろい本

 アンケートの自由記述を読んでいると、読書の楽しさを知った児童の決まり文句として「○○の本が面白かったので、同じぐらい面白い本をいっぱい入れて下さい。」というのがある。
 
 特に、今まで読めずにいた少し長めの本を読み終えた嬉しさは、ひとしおのようで、「読めた」という実感と同時に、「同じぐらい面白い本」というリクエストに繋がってくる。

 今回

冥界伝説・たかむらの井戸 (あかね・新読み物シリーズ)

冥界伝説・たかむらの井戸 (あかね・新読み物シリーズ)

を絶賛した3年の言葉「こういう本ならいっぱい読む。」
 
 読書の段階は、大ざっぱに言って
①幼児絵本
②絵本
③幼年
④中学年用易しい読み物(伏線ほとんどなし)
⑤高学年用読み物(伏線あり)
⑥YA

となり、一番配慮が必要なのは、④〜⑤のステップだと思ってます。よって、④の本をたくさん用意し、「自分にも読める」と実感すれば、あとは、比較的楽なような気がします。
 また、まだ五十音の学習中の1年生の1学期には、①の絵本も必要です。