エトセトラ

 夕方買い物へ行ったついでに、しばらく前にオープンした家電店&書店へ行く。市内には本当に書店が少なく、1つは、駐車場のために3000円の領収書が必要だし、1つは、週末には駐車場がかなり混むので近づきたくなく・・・。という状況だったので、車で10分程度で行けるこの書店の開店は本当に嬉しい。しかも、児童書コーナーが、ちゃんとあって、面だしのラックも置いてあり、狭くなく、十分です。
 
 

うたってあそぼう〈1〉えかきうた(どうぶつ) (うたってあそぼう (1))

うたってあそぼう〈1〉えかきうた(どうぶつ) (うたってあそぼう (1))

この本が面だししてあったので、奥付を見たら、3刷だった。4年前にクラスに学級文庫として買って置いておいたら、本当に大人気だったのを思い出す。
 
 その後、久しぶりにブックオフへ。4月から、新刊を買うのに忙しかったり、週末の外出が続き、とんとご無沙汰だった。
 児童書は当たりはずれがあり、宝の山の時と、さっぱりという時と。新刊から比べたら、安いはずなんだけど、(いい本はあっさり新刊で買うのに)なぜかブックオフへ来ると、ものすごくケチになる自分がいる。この心理って何だろう。

ちいさな労働者―写真家ルイス・ハインの目がとらえた子どもたち

ちいさな労働者―写真家ルイス・ハインの目がとらえた子どもたち

これは、お宝書。千葉茂樹さんの訳が目にとまり、購入。

訳者あとがきより

 

アメリカを変えた」とまで言われる写真家、ルイス・ハインの生涯、いかがだったでしょう。
 元教育者としての子どもへの責任感と社会的な不公平を許せない正義感、そして何より、子どもたちへ寄せる深い愛情を内に秘め、カメラを武器に、巨大な相手にたったひとりで立ち向かったルイス・ハイン。
 ハインの写真をじっと見ていると、子どもたちの表情の向こうから、彼らの声が聞こえてくるような気がします。写真には写っていない生活の隅々までが、見えてくるような気がします。それがハインの写真が持つ力です。
 ハインの写真は、やがてアメリカの世論を動かし、子どもたちを苦境から救う大きな力となったのです。

 モノクロの写真ですが、必見です。

 私は、なぜか『野麦峠』を思い出しました。こちらは、子どもじゃないけど。

棚田はエライ―棚田おもしろ体験ブック

棚田はエライ―棚田おもしろ体験ブック

 この夏に能登半島で見た棚田を初めて見て、その美しさに圧倒されました。
 この本の使い方が最初に載っていて

 この本は、ワークブックを使って学びながら、自分で調べて書き込んだり、体験したことを記録したりしながら、自分で完成させる本です。(中略)
 ちなみに第1章の「棚田で米づくり」は、農業を学ぶ小学校5年生におすすめです。第2章の「棚田の生きもの」は、3年生、4年生をはじめ、低学年からも自然にふれて学ぶことができるでしょう。第3章の「棚田はエライ」は、環境問題を学習する4年生におすすめです。第4章の「棚田のあるくらし」は、歴史を学ぶ6年生におすすめです。第5章の「棚田でもっとあそぼう」は、6年生以上の内容と考えています。

とかなり丁寧な作りになっています。今手にはいるかどうか分かりませんが、あれば図書室へ置きたい本です。
 この本には、前の持ち主の方のものと思われるプリントが挟んであって(珍しい)、それは「棚田学会」の案内だった。しかも1999年(平成11年)7月27日の朝日新聞
広告のページ「北から南まで36カ所の棚田体感エリア」もありました。

おまけ
 新しく立ち上がったプロジェクトのため、次女の『国語便覧』を読んでいる。まあ、何とカラフルなこと。フルカラー249ページで640円ってすごくお買い得だと思います。また最後の「情報を集め、意見をまとめて伝え合う」は、短い中にコンパクトにまとめられていて感心しました。何と、「電子メールでの問い合わせ方法」も書いてあります。
 「木坂涼」さんって児童文学的には、訳者だけど、ここでは、ちゃんと「詩人」として作品も載っていました。9月に読んだ大量絵本で、木坂さん訳は、本当に多かったなあ。

おまけ その2

内田先生日記の

具合が悪いので、抑制がきかずにたいへんにストレートなものの言い方をしてしまう。
どうも具合が悪いと他人を不機嫌にすることに対する自制が効かなくなる。

に爆笑。体調って大切。私は、3年来お世話になっている整体の先生に、土曜日に行ったら「どうしてここまで放っておいた?」と腰のゆがみを指摘され、今日も行ってきた。
運動不足って、さすがにまずいと思い始める。