「索引」の授業

をテキストとした「調べ学習」の授業を昨年から行っている。今日6年の2クラスに「索引」の授業を行った。これで昨年から、延べ10クラス近くやったことになる。
ワークシートをその都度作っていたが、今日新たに作ったものがちょうど45分にぴったりだった。今日のものを使えば、どの先生でも、3年〜6年のどの学年でもできるようになると思う。
 やりながら、このワークは、「国語辞典の使い方」と同じだなあと思った。でも、国語辞典は、毎単元使うからその授業でしっかりできなくても、少しずつできるようになるけど、「索引」は知らないと、いつまでたっても覚えないのだと、児童の感想を読んで実感する。言葉で「知っている」のと「きちんと練習してできるようになる」のとでは全然違う。

 この「索引」の授業が全部で5段階ある「調べ学習」の1段階のその2であることにある意味愕然とする。つまり、教えてもらわないと、いつまでたっても「基礎の基礎」部分ですら、身に付かないということ。

 そう言えば、中2の次女が社会のレポートを書くというので、この本を渡したら
「えっ、引用は、ちゃんと引用って分かるようにするの?」とか言ってた・・・。

 放課後6年の先生から「ちゃんとレポートが書けるようになるまできちんとやりましょう!」との言葉をもらう。毎回の授業記録を取り、断片、断片ではなくカリキュラムでやっていくことの大切さが分かるようにしていく必要がある。