一息
14日の月曜日も出勤するが、公務分掌の仕事なので、自分のペースででき、ここでやっと一息つくことになる。
今日は書庫と仕事場の整理に取りかかる。棚から8年前(平成10年)に4ヶ月間某企業へ民間企業研修へ出かけていた時の「義務教育課だより」が出てきた。
これだけはまだ取っておこう!と思って隣の記事を読むと、司書教諭配置モデル校「長田南中 司書教諭のM野先生」だった。昨年の琵琶湖大会で初めてお会いし、先日の静岡市での図書館大会でもお目にかかった。
「司書教諭配置モデル校」での実践が始まった頃、私は、民間企業研へ行き、生徒指導主任をやっていたのでした。司書教諭の仕事ができる日がいつ来るかも分からないけど、初年度の講習で司書教諭資格を取得したのが平成9年。何だかいつの間にか、そのような仕事をしているのは、いろいろなタイミングがよかったからでしょう。
隣にあったノートには、5年前に理科の某指導書の実践記録を頼まれた時の全授業記録が書いてあった。6年担任していたのを5年と授業を振り替えて行った時のもの・・・。以下、延々と昔の資料・・。
昔を振り返る時間ではなく、とにかく、新しく書棚を2つは入れることと、さすがにスペースの関係で2度と資料として使わないものの処分を考えることがこの2日間にやらなければならないことです。
「読解力」「読書、読み聞かせ」「情報教育」関係の本が急に増えたこととが書棚を増やす理由です。教育書の棚も「読解力」と「言葉の力」「読書の力」などのタイトルが増えました。かなり購入していますが、まだ読むだけで、どう自分の授業の中へ取り入れるかは思考中です。
- 作者: 北川達夫,フィンランドメソッド普及会
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
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興味を引いたのは「カルタ」と呼ばれるマインドマップ(シンキングマップ)です。総合的な学習が導入された頃、よく見かけました。
昨日の「パスファインダー」作りでも、手がかりとなるキーワードをたくさんあげていきますが、それを8.9歳の子どもが当たり前に書いていくそうです。
デジタルポプラディアには、関連キーワードが示されていますが、自分で枝葉を広げる感覚を小学生から身につけたのなら、力になるのだろうと思います。
あとがきに作者の北川さんが
フィンランドの教育というのは、一見すると自由なようでいて、その根底には常に一定の「型」があります。
と書かれていますが、その型を知るのには絶好の1冊です。
おまけ
夕方から雷雨となる。御殿場線は、運転見合わせだった。夜は、前々任校の方達と楽しい時間を過ごし、元気をもらう。みんな「もう10年になるんだ〜」としみじみ。