郡山大会 2日目
今日は、ワークショップ「パスファインダーを作ろう」に参加しました。
今回は「情報」が私にとってのキーワードだったので、読書には目もくれず・・といったこところです。「パスファインダー」も知らなかったので
パスファインダーを作ろう―情報を探す道しるべ (学校図書館入門シリーズ (12))
- 作者: 石狩管内高等学校図書館司書業務担当者研究会
- 出版社/メーカー: 全国学校図書館協議会
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
本書の「はじめに」には
学校図書館がその機能を十分に果たすためには、学校図書館メディア(図書と図書以外の資料)をどのように収集し提供するのか、さらに「利用指導」をどのように進めるか、「情報検索・活用能力」をいかに育成するかが重要になります。
本書では、情報提供および利用指導を行う方策の一つとして「パスファインダー」を紹介します。これは、各種情報源の探し方と使い方を知り、主体的な助不法検索ができるようにするのを目的としています。
とあります。そして、パスファインダーを
「特定のトピック(主題)に関連する資料の探し方をまとめた1枚の印刷物(リーフレット)」でインフォメーションガイド、トピカルガイドとも呼ばれている。
と定義しています。
昨日の藤田先生の資料にも「小学校用のパスファインダー」があって、これまでよく見た「ブックリスト」のようなもの?と思っていたのですが、違いは
利用者が新たな資料や情報を探し出していくための契機として、さまざまな分野の図書を例示するするのであって、すべてを網羅して紹介するといった性質のものではありません。このような点から言っても、関連した資料をできるだけ広く紹介していくブックリストとは違うタイプの情報支援サービスであることを理解しておく必要があります。
で分かりました。
最初の一歩として「自館の蔵書を知る」とありました。それは当然でしょう。
内田洋行のショルームでICチップの埋め込まれた本の話がありましたが、ICチップがなくても小学校程度の蔵書なら大体を頭に入れておく必要があり、多分私は、少しもそういう作業が苦にならないということを話を聞きながら思いました。
2日間私が参加した分科会のキーワードは「共有」でした。今後に繋がる、今後に繋げたい、つまり共有してよりよいものを作っていきましょう!という発表者の姿勢が伝わってきました。
『パスファインダーを作ろう』の最後は
紙版にせよ電子版にせよ、今後のパスファインダーには図書館や学校での活用例まで含めた実践的な検証が数多く必要であり、それらが広く公開され、共有化が進められていく取り組みが望まれるものと思います。
とまとめられています。
かなりハードな日程でしたが、中身の濃い充実した3日間となりました。また、多くの方と話をする機会に恵まれました。この場を借りてお礼を申し上げます。