新刊本 続き

海べのあさ (大型絵本)

海べのあさ (大型絵本)

マックロスキーで一番有名なのは、多分
かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ)

かもさんおとおり (世界傑作絵本シリーズ)

かな?私は、我が子にはこれしか読んでない。
『海べのあさ』訳者の石井桃子さんの「作者について」という文には

家族といっしょに、一生の大半をメイン州無人の島ですごすマックロスキーの生活は、『サリーのこけももつみ』にも、この『海べのあさ』にも、よくあらわされています。

とあります。1914年生まれですから、時代が伺えますが、自然たっぷりの中で育った私は時間の流れが同じような気がして、とっても好きな作家です。

ぼくの庭ができたよ

ぼくの庭ができたよ

引っ越してきた一家が荒れた庭をまあ見事に再生する話です。お父さんが子どものベンジャミンに

「よーし、みていろよ ベンジャミン。町でいちばん きれいな庭に してみせるぞ」

と言った通り、庭好きな人にはたまらない展開になっています。最初にお父さんが、庭のどこに何を植えるのかをスケッチするのですが、そう言えば、同じように庭の手入れをする夫もちゃんとスケッチブックにラフスケッチを書いてたような・・・。
 庭の春、夏、秋、冬の風景が見られ、こんな環境の中だと子どもはまっとに育つに決まってる・・と思ってしまいました。読みながら、何だかとっても幸せな気分になる絵本です。

なみにきをつけて、シャーリー (ほるぷ海外秀作絵本)

なみにきをつけて、シャーリー (ほるぷ海外秀作絵本)

バーニンガムの絵本は、かなり揃えてあるつもりだったけど、なかった1冊。これは
1978年初版ですが、2004年に改訂版となっています。

紹介文より

 ・・・おとなって こどものきもちもしらないで おこってばかりいるって あなたもおもったことがあるでしょう?そう、そのきもちを このえほんは みごとにえがいているのです。でも だからといって おとなをうらんではいけません。あなたをとっても しんぱいしているんですから・・・。

 今日は出張が終わったら、そのまま第35回全国学校図書館研究大会に参加のため郡山へ。多くの人との出合いが楽しみです。