ILEC夏季国語教育セミナー「国語教育の情報化」
概要
1.情報社会とは
(課題1)情報社会
私たちの生きる今は「情報社会」と呼ばれます。
身の回りに「情報社会」を感じることはありますか。
(課題2)情報社会に求められる新しい学力
「情報社会」に生きる私たちには,かつてとは異なる能力が要求されます。
これを「情報社会に求められる新しい学力」としてとらえてみましょう。
2.情報社会に対応した国語教育の内容
(課題3)情報社会における図書館教育
すべての領域において情報化の影響があります。
情報社会における図書館教育は,どのような姿になるべきでしょうか。
(課題4)メディアと言葉
「情報モラル」が問題となっています。
「ケータイでの行き違い」を例に,何が教えられるべきか検討しましょう。
3.情報社会に対応した国語教育の方法
(課題5)メディアとしての絵本
絵本はおそらく,子どもがもっとも早く出会うメディアです。
絵本,そして読み聞かせから,子どもは何を学ぶのでしょうか。
(課題6)国語教育におけるIT活用
国語教師は,おそらくもっともITから遠ざかりたい存在です。
しかしITは国語でも十分に役立ちます。習得しましょう。
4.私たちがすべきこと
(課題7)国語教育に求められる情報化 (14:30-15:15,堀田)
「情報社会に求められる新しい学力」に国語が寄与すべき部分はどこでしょうか。
私たちは今,どこからこれに取り組めばよいのでしょうか。
私は、課題5を担当させていただきました。事前打ち合わせや、ほかの三人のワークショップで多くの学びがありました。ワークショップは、授業作りそのものだと思いました。時間配分を体感できました。
一番の驚嘆は、「課題2」で伏線を作っておいて、「課題7」で参加者の方が、自分の言葉にできて腑に落ちていくというシナリオでした。
私は、自分がこれからやるべきことの見通しもできてきました。
絵本リストについて
今回は、「読み聞かせ」講座の内容で話をしても仕方がないので、実際に多くの本を読んでもらおうと100冊以上の本を用意しました。いくつかの仕掛けがあったのですが、伝えることができませんでしたので、ここで紹介します。
①ここ数年の絵本の傾向
・リストは、出版年順のものも作成しました。意識的に新しい絵本を揃えたので、今時の絵本を知っ てもらえたらと思いました。
②飯野和好氏
・飯野氏の講座もあったので、各グループの1冊ずつ入れました。私は、最初から「サインをいただく」つもりで本を持ってきて、昼休みの控え室で書いていただきました。あまりに素敵なサインで、「このサインだけ額に飾っておかなきゃ」とか言われました。
- 作者: 飯野和好
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 1991/05/01
- メディア: 大型本
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15年前の本ですが、声を工夫して読むと、子供はよく聞いてくれます。
③私のお気に入り
- 作者: 大島妙子
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 2003/09/01
- メディア: 単行本
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