日本一簡単なIT活用セミナー

松下教育財団主催の「日本一簡単なIT活用セミナー」に参加した。
 これは、5ヶ月前の私のような「IT?私には関係ない!」と思っているような方を対象としたセミナーである。私は、そこで「超初心者の私が活用し始めた!」と題して5分の講演の機会をいただいた。
 超初心者なので、当然「プレゼンは初!」である。文字だけのプレゼンを今年の4月に1度やっただけで、画像の挿入すら分からない。職場で聞くと、みんな教えてくれる・・・。
 私の講演は、「こんな初心者でもプロジェクターが届いた次の日から普通に使っていて、もう手放せなくなった」という4ヶ月の軌跡の話である。
 
 私は職場でプロジェクターを使いながら、「(IT操作が)できない」ということが、これほど周囲の人々を安心させるものかと、実感する日々であった。

 セミナーは4名×8グループで行われ、私のようなものでも「班長」を務めることになっていた。たった3時間で、最初緊張気味だった参加者の方の表情が柔らかくなっていく様子をすぐ近くで見ることができた。

 その昔『二十三分間の奇跡(?)』というような本があったのを思い出す。

 ITに関する誤解が解け、どの教室にもプロジェクターが配置されるようになれば、以前見たイギリスのICT研究会の写真のように、参加者の多くが女性!という光景も近いかな?と楽観的に思ってしまった。

 今回は、講師と参加させていただいたおかげで、企画についても学ぶことができた。本当に充実の1日となった。