さかさま言葉

 昨日が犬なら当然今日は「ネコ」のはずなんだけど、5時間目に1年生へ

くまくん

くまくん

を読んで気が変りました。これは

 さかがちをして考えたこと。
 「あれ?もしかして、ぼく、いま、さかさまに
  なっているから“くま”じゃんくて
  “まく”なんじゃない?」

と考えたくまくんのもとへ、「りす」「とら」「かば」「やまあらし」が次々と訪れて、同じように「やってみよう」ってなるんだけど・・・という、話。最後にばんそうこうを2つくっつけてしまって、「ぼくは○○なんじゃないかと・・」のところでは、読んで知っている子供に言われてしまいました!

 二宮さんの絵本は初めて子供に読んだのですが、爆笑でないこのおかしさにクスクス笑えるって、本当に健全だなあと思いました。

で、読みながら「言葉をさかさまにする」本って結構あるような気がしてきて、今日のお題を「さかさま言葉」にしたんだけど、まず思いつくのが

あきやまただしさんの

へんしんトンネル (新しいえほん)

へんしんトンネル (新しいえほん)

などの変身シリーズ。こちらは爆笑うけあいの本です。

ことばのこばこ

ことばのこばこ

これは、お話ではありませんが、ことばをいろいろに楽しめるようにしてある
言葉遊び集?かな。初版が1981年すばる書房となっています。我が家の長男がお気に入りで、長男にだけ100回は読みました。長男は、読むたびにけらけらと笑い、私は、言葉ってすごいんあだなと思いました。また、たった2,3歳の子供をここまで楽しませる和田さんも尊敬しました。
 すばるから出ている本は全部買いたいぐらいの良質な絵本を出していて、その月間誌「絵本」もずっと買っていたけど、どなたかに差し上げてしまいました。
 ですからこの絵本が、後に復刻されたときは、本当に嬉しかったです。もし手に入ったら是非手にとって、声に出して読んで欲しいと思います。

 ・・・そうか、さかさま言葉で「ことばのこばこ」をふいに思い出し、この絵本のことを書きたくて、このお題にしたんだな、きっと。

おまけ
 もう1冊の読み聞かせ本は

読んで楽しい!きっと幼児絵本なんだけど、1年生へは必要です。