4年生の読書

 今日は、4年生2クラスに読書指導を行う。そこで、子供が今読んでて「大好き、楽しい!」という本をたくさん発表したので、忘れないうちの記録である。

 この学年は1,2年の時の担任が本当によく読み聞かせをし、3年になって図書室が使えるようになった時に、改装と新刊本大量配架が行われたグッドタイミングの年回りなのです。昨年の貸し出し冊数平均はこの学年が断トツで、100冊近かったのは、当然と言えば当然かな。

 まず、

ブンダバー (ポプラの木かげ)

ブンダバー (ポプラの木かげ)

「9巻まで出てるけど、図書館にないから買ってもらった。」という子がいた。

愛と友情のゴリラ (マジック・ツリーハウス (13))

愛と友情のゴリラ (マジック・ツリーハウス (13))

 このシリーズはよく読まれていたけど、子供たちは、中でもこのタイトルがお気に入りだった。本の後ろについている全巻紹介した紙を実物投影機ではっきっり写せてよかった!

どうぶつニュースの時間〈2〉 (おはなしパレード)

どうぶつニュースの時間〈2〉 (おはなしパレード)

多分、1番人気はこの本。1よりこの2巻がいいそうで、しきりに「コマーシャル」が面白いと言う。こんなに人気なんてちっとも知らなかった。
 私が、あべさんの本と初めて出会ったのは
どうぶつえんガイド (福音館の科学シリーズ)

どうぶつえんガイド (福音館の科学シリーズ)

で、動物園勤務だから当然なのでしょうが、動物の生態をこんなに生き生きと表現してくれて・・知らないことだらけだったのを思い出す。

あとは、斉藤さんの

ゆうれいドレスのなぞ (ナツカのおばけ事件簿 3)

ゆうれいドレスのなぞ (ナツカのおばけ事件簿 3)

うらからいらっしゃい―七つの怪談 (偕成社ワンダーランド (30))

うらからいらっしゃい―七つの怪談 (偕成社ワンダーランド (30))

霧の幽霊船 (妖怪ハンター・ヒカル (2))

霧の幽霊船 (妖怪ハンター・ヒカル (2))

の3シリーズをあげていた。
斉藤さんがこれ程人気ならと・・・と

シンドバッドの冒険 (アラビアン・ナイト)

シンドバッドの冒険 (アラビアン・ナイト)

「多分、まだちょっと読めないかもしれないけど・・」と言いながら、このシリーズを紹介しておいた。これは、私の常套文句で、必ず「じゃあ・・と読む子があわられる。」今日も残っていた3冊全部借りていった。

 それから、

パスワード風浜クエスト (講談社青い鳥文庫)

パスワード風浜クエスト (講談社青い鳥文庫)

三国志〈2〉天下三分の計 (ポプラポケット文庫)

三国志〈2〉天下三分の計 (ポプラポケット文庫)

これは、1人ずつなんだけど、「絶対おもしろい!」と言って紹介してくれた。

最後の5分で貸し出ししたけど、友達が本当に楽しそうに語った本を読んでいない子供は、やっぱりその本を借りていく。中には、マジックツリーを4冊1度に借りた子もいた。
 この授業をこのタイミングで組めたことはよかったなあと思った2時間だった。


訃報
 寺村輝夫さん
私が、初めてクラスの子供に読んだのが(教育実習)

おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ)

おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ)

でした。「まず、この絵本を読んでから・・」との思いで読んだのを今でもよく覚えてます。
 寺村さんの「王様シリーズ」は本当にぼろぼろになるまで、子供に読まれました。
長い間ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。