お父さん 

 まだ父の日には早いけど、今日学校に届いた本より

とうさんかあさん

とうさんかあさん

 何年か前に、1980年初版の長野ひでこさんデビュー作のこの本を読んで、長野さんの絵本がどれもあったかいわけだ・・とあっさり納得した絵本です。
 何度読んで飽きないし、何度読んでもいいなあって思える日本の絵本です。本当にみなさんに読んで欲しいと思います。

 長野さんの新装版によせてより

 

『とうさん かあさん』は私のデビュー作です。
 当時、葦書房の編集者だった福元満治さんは、私の手作りの「とうさん かあさん」を見て「これは、絵本の原点の全てがある。子供が素朴に繰り返す質問と1年から6年まで同じ組で同じ担任の先生という答えに、とんでもない驚きと嬉しさがある。」と言われ、作者も編集者も新鮮な気持ちで取り組みました。(後略)

 

かばくんとおとうさん (かばくん・くらしのえほん)

かばくんとおとうさん (かばくん・くらしのえほん)

「かばくん くらしの絵本」シリーズの1冊。まだ子育て真っ盛り中によく読みました。あまりにもまっとうなお父さんです。
 20年以上前、子供の書いてきた日記に毎日の家族の様子を本当に楽しそうに書いてきた子供がいました。何気ないお父さんやお母さんとの会話や、家庭内で一緒にやったことなど、本当に普段の様子を書いてあるだけなんですが、この本を読むと、その子供を思い出します。
 子供にとって、本当に親とやりたいのは、何も日曜日ごとの遠出でではないということだと思います。

からすのパンやさん (ビッグブック)

からすのパンやさん (ビッグブック)

 かこさんの絵本はずいぶんお世話になりましたが、最近は以前ほど読まなくなりました。でもこの本は、ビッグブックになったので、本当に嬉しいです。
 今月、本校の保護者読み聞かせには、市立図書館から借りて読んで下さいました。
 これは、お父さん絵本なんですね、よく考えたら・・。私はパンの絵ばっかり記憶にありましたが・・・。

追加
 

とうちゃんと

とうちゃんと

以前書きましたが、私にとっての「父本」と言えばこの本です。今日読み直すと、長さんとの思い出が載っていました。私は何かの折にふっと読み直すことがよくあります。