おじさん

 兄、姉続いて、何かないかな〜と思いながら、学校の図書室で絵本を見ていたら、

テッドおじさんとあたしクラリス・ビーン (ほんやくえほん)

テッドおじさんとあたしクラリス・ビーン (ほんやくえほん)

が目に入った。「ローレン・チャイルド」の絵本は4冊全部揃ってた・・(って借りられていないってことです)。
 で、今日のお題は「おじさん」
 このテッドおじさん

 「あたしの おじさんは、ちょっと かわってるの。
  おじさんは よく、オレは いっぴき おおかみだとか、
  いかすぜ ベイビー
 とかって いうんだけど、
 それって たぶん、えいがの みすぎなのよね。」

という出だしで始まります。で、考えるに児童文学の場合の「おじさん」ってこういうパターンが多いいなあ〜ってね。つまり、父母にはない何かを大いに持っている人が描かれます。

 他には

ぼくのおじさん (世界の傑作絵本A)

ぼくのおじさん (世界の傑作絵本A)

ローベルと言えば、

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

が何と言っても有名ですが、私のお気に入りは
どろんここぶた (ミセスこどもの本)

どろんここぶた (ミセスこどもの本)

です。初めて読んだとき、セメントに沈むブタ君に思いっきり笑いました。
 ですから、『ぼくのおじさん』は全然有名でないような気がしますが、私は密かに気に入ってます。うろ覚えですみませんが、確か父母(?)が乗る船が沈んで亡くなってしまい、おじさんに育てられるお話。でもね、最後はよかったね、の話だったような・・。

あとは

これは、絵本ではありませんが、稀代のストーリーテラー(と私は思っている)である斉藤洋さんの中篇です。こういうおじさんもいいですよね。