偉人伝

 昨日のニュースで「核廃絶訴えた故湯川秀樹氏夫人、スミさんが死去 を読む。湯川秀樹氏は私にとって、思い出深い方である。というのも、小学生の頃、多分今でも出ている偉人伝で一番読んだ方だからである。小学生向きだから、本当にダイジェスト版なのは、承知なんだけど、「鉄は熱いうちに打たないと、立派な人にはなれないんだなあ〜」と心のそこから思った。
 父親から、漢文の素読を毎日正座しながら、たたきこまれたこと。父の書斎の本をこっそり借りてひどく叱責されたこと。中でも小学校の授業中に、葉っぱがきらきらを輝いて(?)いるのを見て「何だろう?」と疑問に思ったのが、将来研究者へ進むきかっけなったこと、など。葉っぱの話は私の心に深く印象付けられ、特に若葉の季節になると、庭にあるたくさんの葉っぱをじっと眺めていたものである。
 きっと、そのうち何か閃くかもしれない!って・・・・。でも、何も閃かないまま、こうして小学校の教師やってます。

 ですから、(って毎回意味不明の前置き)今日のお題は「人物伝」

絵本 アンネ・フランク

絵本 アンネ・フランク

絵本 ジャンヌ・ダルク伝

絵本 ジャンヌ・ダルク伝

とどまることなく―奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース

とどまることなく―奴隷解放につくした黒人女性ソジャーナ・トゥルース

あなたがもし奴隷だったら…

あなたがもし奴隷だったら…

雪の写真家ベントレー

雪の写真家ベントレー

 ここ5年ぐらいに出版された絵本です。昨年何とか3時間で6年生に授業をかけましたが、今年も「生きる」をテーマに授業を行うのに使う予定の本です。この手の本は、授業で使えますので、予算があれば買っておくといいと思います。

 それから、放課後、全巻揃った『リトルセレクション』をパラパラ読んでいたら、中2の女の子の「セロ弾きのゴーシュ」の感想文があり、一気に読んでしまった。はあ、すごいわ。
 子供の作文で胸が詰まったのは、鹿島和夫さんのクラスの子供の詩「ぼくだけほっとかれたんや」以来だと気がつく。25年ぶり。妙に動じなくなっていたけど、琴線にふれてしまった。
 私は、5月に入って、何だか病気未満状態が続いているけど、やっと元気がでそうかな〜。