雨の日の遊び方「描く」

 本当に5月?という天候が続いている。昨日は、長男の高校の体育館で総会が行われ、あまりの寒さに「暖房必要?」とまで思ってしまった。自宅では、余った灯油でしっかりストーブ焚いてます。で、子供の頃、こういう天気の時は、何してたんだろう?ということで、
「描く」がお題です。

ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)

ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)

長さんの絵にしては、しごくまともな、おとなしめの絵本?でしょうか。3年前にビッグブックになりましたので、根強いファンがいると思います。ゾウさんが、いろんな色のクレヨンを使って描いていくと・・大騒動がね・。とまあ、十分楽しめます。

はろるどとむらさきのくれよん (ミセスこどもの本)

はろるどとむらさきのくれよん (ミセスこどもの本)

それほど、有名でないかもしれませんが、私のお気に入りです。絵本が小さく、色使いも地味ですが、読み聞かせすると、ハロルドのクレヨンで次々に描かれる絵に子供は歓声をあげます。

できてびっくり!わくわく絵かき歌

できてびっくり!わくわく絵かき歌

竹井さんの本は、1,2年の生活科でよくつかわれていると思います。本当は、違う種類のお絵描き歌の本セット3冊を紹介しようと思ったのですが、検索にひっかかりませんでした。
 この本はCD付きということは、もうお絵かき歌が伝承されなくなったということでしょうか?1,2年生で黒板に歌を歌いながら絵を書くと「お〜」と一気に尊敬モードで担任を見てくれます。
 それから、全然関係ありませんが、私の小学時代の先生は、日本地図と世界地図を上手にさらさらと描きました。今こういうスキルを持った先生は本当に少なくなりました。

てん

てん

これは、お絵かきなんて大嫌い!と思ってた女の子の幸せなストーリー・。絵が描けない私はとっても共感して読みました。
その原因は小学校2年生の写生大会での出来事だと今でも思ってます。何かって言うと、座った牛を描いていたら、その牛が立ってしまい、呆然としていたら、ひどく先生に叱責されたこと。・・えっそれは、言いがかり?そうですよね、自分の実力のなさを人のせいにしてはいけません。
 2005年版『この 絵本が好き!』(平凡社)翻訳部門1位に選ばれました。


おおきな なみ―ブルックリン物語

おおきな なみ―ブルックリン物語

これは、多分クーニー自身を描いた作品だと思います。自分に絵を描く時がやってきたと分かるまでのお話です。こういう本は、読み聞かせには、難しいかなと。クーニーの絵本はどれもじっくりと一人で読みたい本が多いです。こういうタイプの子供にそっと渡せるといいなあと思います。

追加
 

うし (児童図書館・絵本の部屋―手づくり絵本の本棚)

うし (児童図書館・絵本の部屋―手づくり絵本の本棚)

これは、「日本の絵本賞」手作り絵本コンテスト幼児・児童の部第10回受賞作品です。このコンクール作品で、この本と
ふろたき (児童図書館・絵本の部屋―手づくり絵本の本棚)

ふろたき (児童図書館・絵本の部屋―手づくり絵本の本棚)

は、本校にもあります。「ふろたき」をし、牛を飼っている家に育った私は、2冊とも大好きです。子供の作品ですが、本当に読んでおきたい絵本です。