司書教諭を支援する「カレイドの会」

 4月30日に静岡県の小学校で司書教諭をしている塩谷京子先生のHPがリニュ−アルオープンとなり、図書館教育と情報教育を連携させたカリキュラムが公開されました。

2年間かけて作成した図書館教育と情報教育を連携させたカリキュラムがみなさんの協力を得て仕上がりました。本日HP上にアップしましたカリキュラムの内容は随時追加していく予定です。ぜひ、ご利用ください。。

とあるように、2年間の研究の成果です。是非、多くの先生に利用していただき、交流の輪が広がることを願っています。このカリキュラムは「カレイドの会」で作成となっており、私の名前も入っていますが、私は「読書単元」を担当しただけです。

 塩谷先生とは2年半前にHP上で出会いました。いつか日記に書きましたが、漠然と図書館についての思いを持っているだけの私にとって、漠然ではなく、くっきりと輪郭を持って司書教諭としての実践を積み重ねている先生がこんなに近くにいて、たまたまHPで出会った・・というのは、ほとんど奇跡、でも運命だったのかなあと。

 塩谷先生のHPもこれからますます充実していくことでしょう。私自身は、絵本の選書(読み聞かせ本)について、誰でも使えるリストを作りたいというのが、このブログを開始した当面のねらいでした。塩谷先生がアクセスでリストをUPしてくれると言うので、この連休中は、リストの打ち込みに専念します。
 1年前に「やります」と言ってほって置いたのですから、もう自己責任以外の何ものでもありません。言い訳するなら、買いたいけど買えない本がその時は、たくさんあったということです。でも今年その言い訳はきかないということです。(つまり買えてしまう。)

 ずっとクラスでの読み聞かせをしていると、自然に子供が本を読むようになり、学級文庫が子供たちの本でいっぱいになり、落ち着いてくるのは実感していましたが、それを学校規模でできる環境にあることに心から感謝したいと思います。

 放課後、中学の先生と打ち合わせをしていて図書室の話になり、小学校の図書室利用状況を聞きながら「だから、今年の1年は、図書室によく来るんですね・・。」と言われました。小学校と同じように「図書室へ行けば読みたい本がある」と思うことが素晴らしい!