忙中閑あり

 いつもの仕事時間である7:00過ぎに学校に着き、18:00まで仕事。
山のような仕事をてきぱきと(と言いたいけれど、そうもいかず・・)片付ける。

 机の上には注文したあった本が届いている。

うごいちゃだめ!

うごいちゃだめ!

 本を注文するのは、本屋で選ぶか、何かの書評を読んで選ぶかのどちらかになる。躊躇してると次にいつか買えるか分からないので、即決して購入するんだけど
今日のこの本は何を読んで買ったか全然記憶にない。児童文学書評、アマゾン、e-honなどを検索しても書評が出ないので、???と思いながら読む。

 これは、「うごいちゃだめ」ごっこをしていた「あひる」と「がちょう」の話。とにかく2人とも本当に我慢強くて、全然動かないんです。えっ、まだ?なの、まだ?なのと思っているうちに、やってきたのは、きつね。でもまだ動かないので、きつねにまんまとつかまってしまうのです。で、きつねは、なべにお湯を沸かしてがちょうを中に入れようとしているのに、なのに、なのに・・・まだ動かないがちょう。まさか、ゆでて食べられたら児童書じゃないよね・・と思ったら・・。
 まあ、見事な終末でした。読むと10分ほどかかると思うけど、読み聞かせにぴったりです。どうなるの?どうなるの?という展開が本当にうまい。

 で、読みながら思い出したのは、小学校3年生の時の思い出。当時私は、家に帰ると男の子としか遊ばず(って近所に男の子しかいなかった。今の私の素地はここで作られたと思っている。)、その日も私と男の子3人で近くの滝に出かけた。誰が言うともなく「滝の中に浸かって、がまんごっこをしよう」という話になり、スタート。3人の男の子が次々に脱落する中、残り1人になっても、ずっと浸かっていた私。びっくりする3人を尻目に、余裕で浸かっていたはずなのに、次の日から39.6度の熱が1週間下がらず、学校を欠席した。

 もちろん、しばらく「滝行き」は禁止になった。懐かしい「ごっこ遊び」の昔話でした。

 おまけ
 兵庫の実家に帰省していた子供3人が帰ってくる。中1の次女が、帰るなり「いない間寂しかった?」と聞いてくるので、もちろん、「寂しかった!!」と答える。間違っても「仕事がはかどった」なんて言ってはいけない出石そばを食べ、出石城跡に行ったらしい。「初めて行った」と言われ、そうだったのね、ごめんなさい。