おにはうち!

 明日、図工で鬼のお面を作ると言うので、準備してあった「鬼の本」3冊。
3冊とも、「おにはうち!」だった。

おには うち! (ピーマン村の絵本たち)

おには うち! (ピーマン村の絵本たち)

 おにの子どもが、名前を尋ねられて「にお!」って答えます。カンのいい子は、あれって言う顔をします。
 分かった!んだけど「黙っておくんだよね」という時の、はにかむ表情が私は大好きです。読み聞かせが続けられるのは、こういう表情に毎日出会えるから。
おにはうちふくはそと (みんなでよもう!日本の昔話)

おにはうちふくはそと (みんなでよもう!日本の昔話)

ふくはうちおにもうち (えほんのマーチ10)

ふくはうちおにもうち (えほんのマーチ10)

 
 読む前に「豆まきするよね!」って聞いたら、しない家庭もあった。私は、子どもの頃、年齢+1個しか食べられないのが、本当に悔しかった。「そうしないと、福が来ない」とか言われ、祖父の山のような豆がどれだけうらやましかったことか。結局、あまりにうらめしそうに見てたら、食べさせてくれたけど。

読書関連本
 一昨年から図書室改装に取り組み、本年度の図書購入によって、大分整備された図書室になり、あわせて、読書実践や、児童書ガイドブックもかなり目を通しました。HPになれば、まとめて紹介できるのでしょうが、とりあえず、気が向いたときに、紹介します。

学校図書館発絵本ガイドブック

学校図書館発絵本ガイドブック

 語弊があるかもしれませんが、教育書のデザインって、一般書に比べて、どうも地味と言うか、あの・・・・です。ですから、この本を見たときに、表紙が長新太さんで「おしゃれ」ってまず思いました。
 これは、「学校図書館発」となっているように、小学校・中学校の学校司書と大学の先生との共著になっていて、書評というより、実際に子どもがどう読み、どう感じたかが、具体的に書かれています。
①小・中学校実践例②小学生と絵本③中学生と絵本④授業に展開できる絵本⑤五感をみがく絵本 で、紹介絵本の表紙がすべてカラーになっていて、イメージしやすいです。
 読み聞かせにも使えますが、④⑤は、簡単なブックトークにも使えます。
どんな本を揃えたらいいか、皆目見当のつかない方にも、そうでない方にもとっても使える本です。