あっ、『チップとチョコ』だね

 今日の給食に「ブルーベリージャム」が出て、食べていた子が、にっこり笑って
「これって、『チップとチョコ』のジャムだね、あっちはイチゴジャムだけど」

チップとチョコのおつかい

チップとチョコのおつかい

って言う。そうか、担任しながらの読み聞かせって、こういうふっとした会話の中にお話が息づいていることを感じられるから、やり続けられるんだなとしみじみ思いました。

今日の本

おまたせクッキー

おまたせクッキー

 読み聞かせ定番、ハッチンスの絵本。だんだん友達が増えていって、自分の取り分のクッキーがとうとう1個になったところへ、また友達が・・・。
 読みながら、我が子3人が、たった1個のお菓子とか、4個のお菓子とかをとっさに分けるあの真剣な表情を思い出しました。ハッチンスって、子どもの心理を本当によく分かってるなあって思います。

 昨日読んだ『はなをくんくん』の日本版?「いいことがある」って何?と思いながら進んでいくと、雪の中に花が咲いているのです。こういう話を書けるのって、絶対雪国の生活を体験しているのだと思います。どんなにか、春が待ち遠しいでしょうし、どんなにか、春が来た喜びはひとしおでしょう。(神沢利子さんってそういう所に住んでらしたような・・。)

 今日、やっぱりつくづく思ったけど、子どもの選書でもう間違いなしです。