どうしても、もう1回

 いつもは、「これまで読んだ本じゃない本にして」と言ってたんだけど、どうしてもって言うので、

また ぶたのたね

また ぶたのたね

と『ぶたのたね』を読んだ。前、
ぼちぼちいこか

ぼちぼちいこか

を2回目に読んだ方が断然反応がよかった話を書いた気がするんだけど、今日もまさに、それ。
 最初の

 はしるのが とても おそい おおかみがいた。
 どんなにおそいかというと、ぶたよりも おそい。

で爆笑。

 だから おおかみは、まだ いちども ぶたを
 つかまえたことがない。

で、深いため息。

ぶたの木は ぐんぐん おおきくなって、いっしゅうかんもすると
 りっぱな たいぼくに なってしまった。

で爆笑。と、まあ見事な楽しみ方。我が子が、何度も何度も同じ本を「読んで」って言ってきたのは、こういうことだったのかと今更ながら分かりました。
 そう言えば、先日書店へ行ったとき、びっくりな親の言葉を聞いてしまった。
「(絵本を)最初は読んであげるけど、その後は、がんばって読む努力をしますか?」と母。当然ながら、返事をしない3歳ぐらいの男の子。追い討ちをかけるように、父親が「お返事は?」
 まあ、ここで「はい!」って返事をしなかったのが、救いでした。

もう1冊

かくしたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)

かくしたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)

懐かしの五味さん、探し物絵本。多分1分ぐらいで読めます。これは、ストーリー展開がないので、最初から最後まで爆笑してました。この手の本は、1年生が学校に慣れるためにも、教室にたくさんあるといいなあ〜と思います。

おまけ
 長男、スキー合宿より帰宅。自分で自転車で学校まで行って帰ってきた。
行く前日に「買い忘れてたものがあるから、買い物行こう」と言われて「明日だ」と気が付く私。あわてて土産代に3000円渡したら「あのさ〜高校の修学旅行なんだけど」と言われる始末。
 こういう話をすると「忙しすぎるからね」って一応声を掛けてくれる方がたまにいらっしゃるが、どうも、それが理由とは思えない。段取りするのが、大好きだったのに・・・、あちこち抜ける。