読み聞かせ基本本

ちいさいおうち

ちいさいおうち

多分、どの「読み聞かせリスト」にも載っていると思われる超有名本。この本とか『11ぴきのねこ』等を知らないで、「読み聞かせを10年やってます」と言う人はいないと思います。
 私なんかは、この本は、密かに「子どもより、大人が好きなんじゃないの?」って思ってたので、今日持ってこられたときは、正直「えっ?!」でした。
 だからというのではないけど、読んだ回数は、ものすごく少ない(まあ、15分はかかるという理由の方が大きい)です。
 1年でももちろんいいんだけれど、3年生ぐらいに読みたいなあと思いました。

 読みながら思い出したのは、神戸時代に新採研の地域めぐりで連れってもらった、六甲アイランド造成のために24時間体制で切り崩している六甲山。ヘルメットをかぶって下まで降りて、24時間、昼夜を問わず動いている、ベルトコンベアーを見た。
 生まれ育った18年間同じ風景と比べ、土地が24時動いていることに驚愕した。
その後、谷崎が愛した住吉川のほとりで行われた「蛍狩り」に集まる山のような人ごみにも違和感を感じ、結局、結婚を期に神戸を離れた。
 神戸って言うと、このベルトコンベアーを思い出す。