最後を飾る斉藤洋先生

 今日は、昨日から「今日は誰(の番)?」と自分の番が近いことを確認するように聞いていた子供の本。で、持ってきたのは、何と

ペンギンたんていだん (どうわがいっぱい)

ペンギンたんていだん (どうわがいっぱい)

 お〜斉藤洋先生の本。まさか、幼年を持ってくるとは思わなかった・・。読むと、15分はかかるけど、最後だから、特別大サービスです。読み始めると、「こうすると絵が浮かぶよ」と言って、うつぶせになる子どもがいた。すぐ真似する子2人。この講談社の幼年シリーズは、本当に絵本の次のステップとしてお薦めです。
 その昔、このシリーズの
なみだちゃんばんざい (講談社の幼年創作童話 8)

なみだちゃんばんざい (講談社の幼年創作童話 8)

は、私の定番でした。1年生の泣き虫「なみだちゃん」のお話で、長い話なのに、よく聞いていました。今もこのシリーズに入っているので、根強い人気があるのでしょう。今は、挿絵が代わっていますが、私は前の方がやっぱり馴染みがあります。

 今日の「たんていだん」は、久しぶりに読んだ斉藤洋さんの本で、いつもの繰り返しの文が出てきて、読んでて楽しかったです。これぐらいの本は、絵本ではないので、挿絵をどう見せるかがポイントです。今日は、1ページ分になってる場面は見せましたが、そうでないとそのままにしました。
 実物投影機があれば、見せてもいいなあと思いながら、思い出したこと。
 
やっぱり20年以上前

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

を読んでいたとき(全部で3回ぐらい読んだ)「(絵があると子供が知って)見せて、見せて」と何度も言うので、結局、挿絵を全部TPシートに写し、OHPで絵を見せた。シートは1枚1枚だと、次から次に交換するのが大変なので、ロールになっているTPシートで作った。読み聞かせだけでなく、絵本を使って言葉遊びの授業は結構やったので、そのたびにTPシートを作って授業をやった。今なら、PCで簡単にできる(はず、でもやっていない)ので、授業で使える絵本リストもちゃんと作らないと・・。

 もう1冊は、前読むはずが読めなかった

おっとあぶない (新しい世界の幼年童話 6)

おっとあぶない (新しい世界の幼年童話 6)

で、もう大うけでした。学校で1番よく見られるのは、椅子をカタカタさせる「ギッコンバッタンまぬけ」で、とても多くの子供の共感を得ていました。