松岡享子さんの本

くまのコールテンくん (フリーマンの絵本)

くまのコールテンくん (フリーマンの絵本)

 今日の本は、もう古典かな?の本。手元の本は2005年で110刷。もう20年ぶりぐらいに読みました。松岡享子さんの文は、翻訳を含めて本当に美しく、かと言って難解ではなく、子供の心にすっと響くのでしょう、読んでいて、お話の世界に吸い込まれていっているのが、手に取るように分かります。
 今日も、こんな読み聞かせは久しぶりというほど、しんと聞き入っていました。いつもは、つい笑っておしまい!のような本を選ぶことが多いのだけれど、やっぱりいい古典はいいんだなあとしみじみ思いました。今日の本も、子供セレクトなのがすごい!
 松岡さんの本でお世話になった読み聞かせ本を思いつくままに・・
なぞなぞのすきな女の子 (新しい日本の幼年童話 5)

なぞなぞのすきな女の子 (新しい日本の幼年童話 5)

 読むと、20分はかかるでしょうが、1度は読んであげたい。女の子とおおかみの会話が本当におかしい。ユーモアのセンスってこういうのを言うのでしょう。
おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ)

おふろだいすき (日本傑作絵本シリーズ)

 もうこれも23年前になるのですね。出版された年に必ず「今年話題の本」として取り上げられてました。
とこちゃんはどこ

とこちゃんはどこ

 『ウォーリーをさがせ』が出る前の本で、小さいとこちゃんを子供と一緒に探しました。
きつねのホイティ (世界傑作絵本シリーズ)

きつねのホイティ (世界傑作絵本シリーズ)

 スリランカのお話。
番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)

番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)

 読み聞かせた本の中で、多分1番印象に残っている本。子供は20分以上の話をずっと聞いて、笑い転げていた。そういう印象が残っていると、もう1度ってなかなか思えないのが難点。

あと1冊、今日読んだのは

はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ (世界の絵本コレクション)

はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ (世界の絵本コレクション)

 表紙紹介文

おなじみグリム童話を、トニー・ロスがヌーモラスに味つけしました。

 もちろん、本当の「おおかみと7ひきのこやぎ」を知らないとおもしろくありません。ちゃんと子供は知っていて、末っ子のやぎが、せきたんのバケツに飛び込んだ場面では「本当は時計の中だよ」って言ってました。

 今日で20人目、あと1人で終了。これぐらいの本を選んでくれるなら、よっぽど子供に任せた方がいいような気がする。