「私が読みたい本」とは言えずに

かばくんとおとうさん (かばくん・くらしのえほん)

かばくんとおとうさん (かばくん・くらしのえほん)

「かばくん・くらしのえほん」シリーズの1冊。何て事はないストーリーですが、子どもは喜びます。子どもにとって、毎日の暮らしが普通に安定していることが、1番の喜びなんだってしみじみしてしまいます。
 この本は、お父さんと留守番を頼まれたかばくんが、お父さんとおむすびを作り、庭にロープをつるし、その上にシーツをかけてテントを作って食べるというもの。キャンプ用品を買って、オートキャンプ場へ行かなくたって子どもは嬉しいですよね、絶対に。我が家にも何冊かあって、一時読みました。この本を読むと、同じく何てことはないストーリーの
せきたんやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

せきたんやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

シリーズを思い出します。

こぐまちゃんおはよう (こぐまちゃんえほん)

こぐまちゃんおはよう (こぐまちゃんえほん)

 あら、懐かしい!こぐまちゃんシリーズ。これは我が子に、本当によく読みました。学校にあったのね、って多分ブックオフかな。
 こういう結構他の子どもが知っている本になると、最初から聞いている子どもの頬がゆるんでいるのがよく分かります。これって、知ってる落語を聞いているのと同じかなあ〜。

 実は、今日リクエストをした子供の机の上には

1と7

1と7

があって、そうだ!「二宮由紀子の絵本をかなり買ったけど、買ったほどには子どもに読んでない」ことに気付き、「読みたいなあ〜」と思って「今読んでるのでもいいんだよ」ってさりげなく声をかけたんだけど、「こぐまちゃん」に負けました。
 リクエスト本は本当に好評なんだけど、あとわずかの2005年なので、私セレクトも少しは入れようかな。