小児科待合室リスト
小児科へインフルエンザの予防接種に行ったら
- 作者: フランツ=ブランデンベルク,アリキ=ブランデンベルク,Aliki Brandenberg,Franz Brandenberg,ふくもとゆみこ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1983/07
- メディア: 単行本
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お兄ちゃんのエドワードが病気になったら、ベッドでご飯は食べるし、おばあちゃんはに本を読んでもらえるし、親戚のおじさんやおばさんにも心配してもらえるし、・・・でうらやましいのなんのってね。
それを見たエリザベスが「あたしも病気になりたいなあ!」って思っていると、ちゃんと病気になってね・・。
兄弟の駆け引きを描く絵本は多いけれど、本当に子どもの皮膚感覚がよく分かってる本だって思ってました。久しぶりに読んで、多分学校にはないので、購入リストに追加。
この小児科は、30冊程度しか絵本はないんだけれど、はずれなしの絵本ばかりで、ふ〜んって思っていたら、絵本にシールが貼ってあった。そのシールには
・この絵本(本)は、当医院の待合室蔵書です。
・絵本を読んであげることは、子と親にたくさんの恵みをもたらします。
・子どもと絵本については、当医院に備え付けてある「絵本のある子育て」をご 覧ください。
と書いてあった。「絵本のある子育て」という冊子は見当たらなかったけれど、
その冊子に「病院に置きたい本」とかっていうリストがあるのでしょうか?
あれば、すごくコアなリストだけど、必要とする人がいるのでしょう。
そういえば、先日新聞に内容が「団塊の世代とその孫がどうつきあったらいいか」という某雑誌の広告が載っていた。そういう本で情報を得る方たちがたくさんいらしゃるということでしょうね。私も15年ぐらいしたら、買って読むんだろうか?
午後は、来週のフェスティバルリハーサルのため、図書館へ。
人形を動かすのは2人なので、読み手に「ほら、おじいさん」とか「小人登場」とか言われながら、右往左往する。演じ手が楽しんではいけないのだけれど、楽しい。好きなんだなあと思う。終わって、長男に頼まれた宮部みゆきを探して、久しぶりに日本文学の棚へ。全然ご無沙汰だなあと思いつつ、ぼ〜としてたら、元同僚の先生に会う。「み」に棚の前なので「宮本輝いいよねえ〜」という話になり、予定外だけど、5,6冊の小説を借りる。これで、明日の午後予定の家事&仕事は後回しね。
久しぶりに内田先生日記より
自身の神戸女学院の学生を評して
「耳を傾ける」「受け容れる」「敬意を払う」「節度をたもつ」というようなふるまいに知的リソースを優先的に備給する学生たちがちらほらと出現してきたのである。
とある。こういう方は、私の足元にも及ばない方として、尊敬する先輩の先生に何人もいらっしゃるけど、学生さんで最近こういう方がいるのですね。
親を18年やってて気が付いたのは、親がそのようなふるまいをした方が、子どもは幸福だなあということ。すべて見られてますし、いくら、親が山のような言い訳や責任転嫁をしても(あいだみつをじゃないけど)、親の背中を見て子は育つのですから。