読んでる子も、そうでない子も・・
読む時に、「今日は、○○さんの、この絵本です」って紹介してから読むのだけれど、教室にある本を読んでるから、当然自分で読んでいる子も結構いる。でも、「知ってる!から、つまんない!」じゃなくて、「知ってるから、嬉しい」なんだと、子どもの「知ってる!知ってる!」という歓声で知る。
- 作者: ミラ=ギンズバーグ,ホセ=アルエーゴ,エーリアン=デューイ,ステーエフ,くりやがわけいこ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1976/11
- メディア: 大型本
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本の紹介文は
ありがちいさなきのうこの下で雨やどりしていると、ずぶぬれのちょうちょうやすずめが、つぎつぎにかけこんできました。きのこの下は、まんいんです。
とあります。どっかで聞いた話だと思いませんか?超有名な
- 作者: エウゲーニー・M・ラチョフ,うちだりさこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/11/01
- メディア: 大型本
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- 作者: ドロシー・マリノ,まさきるりこ
- 出版社/メーカー: ペンギン社
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: 大型本
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新しく一年生になる日本の子ども達も、かたちこそちがえ、くんちゃんのようなスムーズなすべり出しができますようにー切ない思いでそう念じつつ、教育のあるべき姿を考えつつ、この本を翻訳しました。
1982年の初版時に「切ない思い」と書かれた状況は、20年以上たって改善されたのでしょうか?
この本は、1年生になったくんちゃんのお話。先生の「だれか くんちゃんの 〝く〟ではじまる ことばを しっていますか?」という問いに、
「くま、くるみ、くまんばち」とくんちゃんが元気よく答えると、聞いている子供たちに安堵の表情と共に笑いが起きました。よかったね!って共感できるその感性っていいなあ〜って思います。4月の最初に読むより、もうすぐ2年生!っていう今頃読んでもいいものです。
いつかの日記に書いたと思うけど、まさきさんは、神戸市東灘区で「鴨の子文庫」を主宰されています。(2005年現在どうかは、確認せず)神戸時代の新採だった時に同期だった男の先生が、その「鴨の子文庫」育ちでした。
大人になってから、どんなに大量の絵本を読もうとも、子ども時代に読めなかった分は取り戻せない・・。彼の絵本の思い出話を聞きながらそう思いました。
ところで、このリクエスト本シリーズでは「読みたくない本がない!」と思っていたら、図書館から選んでくるのは、私だった。
金曜日なので、自宅持ち帰り絵本の貸し出しに図書室へ行ったら、カウンターにきちんと7冊の本が「予約本」として置いてあった。『バーティミアス』が3冊、はやみねかおる他。読んでるね!