今日の本はびっくり

 あっという間の1日が終わって、今日手渡された本が

ひでちゃんとよばないで (えほんひろば)

ひでちゃんとよばないで (えほんひろば)

 あとがきをざっと読みながら「えっ戦争中の話?」と思いながら読み出す。
これは戦争中の台湾のお話。終戦を迎え、仲良しだった「ひでちゃん」が昨日までの「ひでちゃん」ではなくなってしまった動揺を、作者の子ども時代と重さなる「すすむ」の目から描いた作品。「ひでちゃん」のお父さんは台湾人、お母さんが日本人だったから。すすむが日本へ帰るラストシーンでは、ちゃんと読めるか心配しながら読み通す。
 あとがきによると、おぼさんは1937年台湾生まれ。

 今日はまさかこういう本とは、思いもよらなかった。勝手に「楽しくてワクワクする本」という思い込みがあった。今度からはせめて、昼休みに2,3冊持って来てもらって確認しよう。教室にある本だから全部知っていると思っていたのが甘かった。せめて1度は目を通さないとね。