勤労感謝の日

 翻訳家金原瑞人氏企画の東京八重洲ブックセンター八階の義太夫の会

三味線は鶴澤寛也さん、太夫は竹本越孝さん。
仮名手本忠臣蔵の3段目。台本コピーつきだったし、始まる前と終わったあとの解説付きだったので、シロートの私でも十分理解でき、堪能させていただきました。太夫さんを初めてすごく真近で見た私は、その迫力に圧倒され続けました。

 

仮名手本忠臣蔵 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 (1))

仮名手本忠臣蔵 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 (1))

の橋本さんの紹介文より
 

忠臣蔵は、日本でいちばん有名な物語のひとつです。でも、その原作である『仮名手本忠臣蔵』がどういう内容の物語かということになると、あまり知っている人はいません。出てくる人も、吉良上野介浅野内匠頭ではないのです。知っていそうなのに、でもじつはぜんぜん知らない忠臣蔵の物語を、この本で知っていただきたいと思います。
 

 このあと橋本治と岡田両氏の対談。もう私にとって、超スペシャルゲスト。

義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(2))

義経千本桜 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(2))

完成までの秘話などなど。最後に原画を見せていただく。「原画展」はほとんどされないそうで、会場からはあまりの美しさにため息がもれてました。
 ところで、今の子どもは、義経忠臣蔵の話は多分知らない。でも知りようもないというのが本当のところかな。ポプラのこのシリーズは既刊2冊で、あと3巻が予定されている。小学校高学年に紹介して見よう。この本は2人のサイン本で売られていて購入。
 1月のチケットも購入して帰宅。

購入

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

奥付けを見たら、11月20日発行だった。講演記録をもとに、大幅に筆を加えた内容。2年前に講演会を聞き、同じ頃、文藝春秋に書いてあった文を読んでいるので、目新しい感じではない。半分読んで、自宅着。続きは今から。

おまけ
①今日の会に一緒に行く予定だった友人が「行けない」と分かったのが昨夜。慌てて東京の友人に連絡。結局行けずに1人で行ったんだけど、「ねえ、高校の同窓会名簿で<koyateru>は<行方不明者>になってたよ。住所教えていいの?」
と聞かれる。よく考えたら、高校を出てから今の住所は8つ目だった。「世間に一応顔向けできる程度には暮らしてるから、教えといて」と回答しておいた。

②先日、中1の次女が「ねえ、私が大学にいったら、お父さんとお母さんは2人になって、さみしいでしょう?」と聞いて来る。「どうかな?」と答えておいたけど、今日のような道楽を全開にするだろうから、さみしくない予定。