今日からリクエスト本

 2回の「リクエスト本」読み聞きかせの時に、「私の、ぼくの本読んで!」という子どもの熱い思いを知ったので、今日から順番に読むことにした。私としては、選ばなくていいので、とっても楽チンです。

カメレオンはどこ?

カメレオンはどこ?

紹介文より

 あたたかい春のひざしにさそわれて、冬眠していたカメレオンがでてきました。おなかをすかせたヘビがそれをみつけ、さっそくねらいますが・・・あれれ?カメレオンはもう、どこにもいません。さあ、どこにかくれているのでしょう?

という七変化のカメレオン物語。「カメレオンはどこ?」なんて聞く前に「あっあそこ!」という声が聞こえます。訳者「赤木かん子」さんの紹介文には

 ことばを紡ぐのが好きなので、翻訳は読むのも自分で訳すのも好きである。

とある通り、読んでいて気持ちのいい文です。

11ぴきのねことへんなねこ (11ぴきのねこシリーズ)

11ぴきのねことへんなねこ (11ぴきのねこシリーズ)

 この「リクエスト本シリーズ」は「読んで」と手渡された本を読むので、全くの下読みなし。この本は「あれ?読んだことないかな?でも読んだような??」といういい加減な記憶を辿りながら読み始める。途中で「あっ宇宙人の話だ」と思い出し、でも最後に11ぴきのネコが宇宙船に乗ってしまって「どうなるんだっけ?」と思っていたら、花火で外に連れ出して、無事宇宙へ帰る話だった。
 宇宙人ぽく読むために、あわてて「変な日本語アクセント」で読み出しす。最後に11ぴきが並んで花火を一列に並んでやり始め
 

シューッ シューッ シューッ
 ピカピカピカ キラキラキラ

のあとの

「わーっ!」「わーっ!」「わーっ!」

で大爆笑がおきた。読み手としては、すごくびっくりした笑いだった。「ねえ、どこがおもしろいの?」大体笑いのツボは分かるんだけど、今日は予想できなかった。