よい子はよい大人になるか

今日の1冊

くもりときどきミートボール (ほるぷ海外秀作絵本)

くもりときどきミートボール (ほるぷ海外秀作絵本)

以前3年生にも読んだ本。1年生に読むと、最後に引っ越すところで「もったいない!」と合いの手が入りました。

19:00〜元少年鑑別所所長・スクールアドバイザー、奥村晋氏講演会

よい子はよい大人になるか

よい子はよい大人になるか

 この本で、児童文学作家の上条さなえさんとの対談があった。

 

奥村さんが初めにおっしゃった「子どもたちが幼児化している」というのはそのとおりで、私が書いている児童書でも、高学年用ということで百枚くらい原稿を書いても、もう読みきれない。ですから、出版社の方と相談して八十枚くらいに減らす。さらに六十枚に減らす・・・というように、どんどん減らすようになってきています。やはり、子どもたちの基本的な学力は落ちてきていると思わざるを得ません。これは「ゆとり教育」とか「個性を尊重する教育」などとはまったく違いますよ。

 読みきれないのは、多分時間がないのも大きな要因でしょう。