読み聞かせの日

 月1度の読み聞かせの日。終了後の話し合いで、読み聞かせ用の本を購入できることを伝える。『ファミリス』の特集号を紹介し、「読み聞かせは、何か即効性を求めるものではないし、当然成績向上を期待するものではない。本って楽しいものだ、といつか自ら本に手を伸ばす子になれば。」というようなことを話すと、「ところで、たくさん読んで聞かせた結果、先生の子供はどうなりました?」との質問を受ける。「・・・ほっといても本ばかり読んでる子供になるのかなあと思ってましたが、全然そうはなりませんでした。当然男の子はゲームをしたし、マンガは大量に読み・・・。」と答える。多分、平均並みに本を読むんでしょうけど。いろいろ忙しいので、すきあらば読む!という姿勢がないといつまでたっても読む時間なんてできるわけはないですから。これは、私自身にも当てはまりますけど。
 
 午後は出張。帰りに書店を覗くと、
「この秋、読み聞かせをはじめてみませんか?
 ー読み聞かせに最適なベストブック10点をセレクトしましたー」とのキャッチコピーで児童書5社が選んだ絵本が置いてあった。
 で、この10冊が、すごく私的にはヒットしたんですね。よく、読み聞かせのリストで「ロングセラー」が基本です、のような文言を見かけます。間違ってはいないですけど、その後に「30年読み継がれてこそ本物です」と続くと、それってもしかして30年前の本しか子供に手渡せないの?今年出た本はだめ?と思ってしまいます。
 ですから、このリストは比較的新しい本で、読み聞かせ入門にはいいなあと思ったのです。

そのうちの5冊を。 

へんしんトイレ (新しいえほん)

へんしんトイレ (新しいえほん)

あしたえんそく!らんらんらん

あしたえんそく!らんらんらん

おやすみなさいメイシーちゃん

おやすみなさいメイシーちゃん