読書単元の授業

 2年、4年、5年、6年へと読書単元の実践をして、読書には子供が超えなければならないハードルがあり、それを超えるには、指導が必要だと改めて実感。
 具体的な方法は、学年、個人によって異なるが、指導の結果「読書離れ」になることは一番避けなければならない。特に読み物の場合、「1冊読みきったという感覚」を持つまでのハードルが高いような気がする。そのための指導は、読書記録を読んだり、読んだ本についてのコメントを聞いたりしながらとなる。
 指導の前提として、図書館整備(期待を裏切らない蔵書構成)がある。本校は、図書費の寄付により、理想にかなり近い蔵書構成になり、貸し出し冊数は飛躍的に増えた。でも、ここからがスタートである。

 カウンターから
・「ダレンシャン」より「デルトラ」の方が人気がある。
・「はやみねかおる」と「松原秀行」は「はやみねかおる」の方が人気がある。
・「ジャンプJブック」は、高学年の「活字はちょっと苦手」の子供にお勧めである。

恐竜の谷の大冒険  (マジック・ツリーハウス (1))

恐竜の谷の大冒険 (マジック・ツリーハウス (1))

は、文庫サイズで、これも、本に苦手意識のある子供にはお勧めである。
・YA作品は、紹介しなかったが、読んだ子が友達に紹介する形で、ぐっと貸し出しが増 えた。
・図書室の貸し出し冊数については、その数を表彰するものではないが、図書室利用  の時間を設定することで、日常的な利用がされ、その結果飛躍的に増えた。