赤木かん子さん出前授業

 静岡で赤木かん子さんの出前授業を6時間参観し、夜は「最近の児童書」の講演会。
山形で行った授業の様子は、読売ニュースに掲載。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20050523ur01.htm
 一番印象に残ったのは、「要約」の授業。著作権のことに触れたあと、「丸写しはいけません。著作権があるからね。だから、自分の言葉に要約するんだよ。」と言って、実際にワークシートでポプラディアの好きな項目を丸写ししたあと、「三行ぐらいに短くしてみよう」という課題に、全員がちゃんと取り組み、ほぼ全員難なくできてしまったこと。3年生からの積み上げられた日々の授業の賜物。そのまま、形だけ真似しても普通はできない授業でした。
 6時間目の終了時に子どもが感想をたくさん言ってたけど、「分類がおもしろかった」とか「本のはじまりが分かった」など、子どもらしい発言があり充実した1日であったことが伺われた。最後に、ノートにサインしてもらって嬉しそうだった。休み時間には、

トロピカルフルーツずかん〈3〉マンゴー

トロピカルフルーツずかん〈3〉マンゴー

の本を見つけ「あった!」って本を持ってかん子さんに駆け寄っていた子もいた。想い出に残る1日だったことでしょう。

 夜の講演会では「(教員が学校図書館に対して)知らないということを知れば、半分分かったも同じ」っていう言葉があった。これって、よく内田先生がいうところの「教養ある人」の態度ですよね。年間4万冊出版される本の中からどう選び、どう配置していくかは、学び続けるしかありません。

 今日から長女修学旅行。朝4時起き、帰宅が23時前。