しろばんば
30年ぶりに、井上靖の「しろばんば」を読んだ。懐かしい、土蔵のおぬいばあさんと洪ちゃんに出会った。これまた、学生時代のアルバムを見ると、井上靖の生家前で撮った写真もあった。生家は今は昭和の森の記念館に移築されていると思ったけど、どうなんでしょう。今から、「夏草冬濤」に入ります。
私は旅先で文学館があれば、できるだけ足を運ぶようにしている。思いつくままに、太宰治(青森)、宮沢賢治(岩手)、三島由紀夫(山梨)、島崎藤村(長野、でも岐阜になったかな?)中原中也(山口)、思い出せない、少ない・・・・。藤村の記念館には、藤村がヨーロッパから娘に送ったハガキがあって、情愛に満ちた文面だった。歴史好きな人は、また違った旅になるのでしょう。
昨日借りてきた、「SFセレクション 5 地球最後の日」を読んでいたら、
六年目のクラス会―那須正幹作品集 (創作こども文学 (1))
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が入っていた。
かん子さんのセレクションは、「そういう手があったのね!」と嬉しくなる選書になっています。