入学式日和
今日は本当にいい天気だった。3月が寒かったので、やっと春らしい1日。昨日、今日で桜が一気に開花。この土日で花見をしないと散ってしまう。
午前は勤務先の入学式。41名で無事2クラス。午後は次女の中学入学式。119名で、本当なら3クラスなんだけど、中学1年生を対象に「中1弾力化プログラム」(中学1年生だけ1学級35名を超える学年は40人学級で編制しなくてもよい)というシステムのおかげで、4クラス。何とか2年生までに2名増えて欲しい。
子どもは、それぞれたくさんの教科書を持って帰ってきた。中1の国語教科書を見る。
- 作者: 吉野弘
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 1999/04/01
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「奈々子に」というこの詩は、今読むと、気恥ずかしくなるようなところがあって、あまり好きではないが、教訓めいた内容が教科書に向いているらしく、二、三の中学教科書に載っている。それを次女の万奈が読んでご機嫌斜めなのである。「どうして、おねえちゃんだけ詩に出てきて、万奈はでてこないの?」というわけである。
確かに私は長女が生まれたとき数編の詩を書いたが、次女万奈のときは一編しか書いていない。そこが次女には心外らしいのである。・・・・・
私の手元にある詩集(新選吉野弘詩集、思想社)は1982年のもので、私の好きな
「I was born」(だったと思う)という詩が載っている詩集は持っていたはずが、見つからなかった。今の中学生が、奈々子へやその他の吉野弘の詩に出会うかと思うと、嬉しい。 結婚前は、「祝婚歌」を何度も読んで、結婚生活をイメージしてたっけ。何だか恥ずかしいけど、さわりを・・・
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
(以下略)
二人とも立派すぎなかったので、無事20年続いたということにしておこう。
他にも、向田邦子とかいろいろ書きたい作家はあるけど、今から仕事で、しかも明日は5つの弁当(これって朝から夕飯作るのと同じ)なので、終わり。