6年読書振り返り

 今日は保護者読み聞かせのため、私の読み聞かせはなし。
4時間目6年生へ読書のまとめと新刊紹介。新刊は、5,6年生用に揃えたジャイブのシリーズやいろいろ・・。このシリーズは

The MANZAI(ザ・マンザイ) (文学の泉)

The MANZAI(ザ・マンザイ) (文学の泉)

を購入しようとして見つけたもの。
The MANZAI (カラフル文庫)

The MANZAI (カラフル文庫)

今日は、授業では、15分ぐらいしか読めず、続きを給食準備中に読んだ子どもが
「絶対!おもしろい!」って言いにきてくれました。あさのさんの本は「バッテリー」を初めて読んで次に読んだのがこの本。読んでいて何回笑ったかわかりません。「関西人ってやっぱりあほやけどおもろいなあ」っていう本です。続編もあります。このシリーズを紹介していると
「どうしてそんなのばっかり!?」っていう声が。「あっ、軽い感じが不満なんだな!」って気づき
「ちゃんと、絶対お勧めなのを後で紹介してあげるから」と言って、その子どもに手渡したのが
月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)

月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)

新刊ではないけど、まだ読んでないと言うので。読書の記録をざっと見て、さっと手渡した本が、その子どもの中で「ピン」ときてくれると本当に嬉しいです。これは「○○(通信学習)で紹介してあった!」と納得し、喜んで読んでくれました。

 昨日読み終えた「だから僕は、書く」の中で、佐野さんは、10代へ向けてのメッセージで
「・・・本の関係性についてもう少し言いますと、本をリコメンドしてくれる人やツールの問題も非常に大切だと思います。《この人が勧める本なら読んでみよう》と思わせる人が身近にいるかどうか、といったことは、かなり決定的な要素になります。自分の周りにいる、尊敬する人でも怖い人でもいいのですが、《この人の言うことは聞いておいたほうがいい》という人間関係が払底しかかっていることも、本を読む機会を大きく逸しさせているような気がします。」と語っています。

 教師のブックトークもいいですが、同じように子供同士の紹介もかなりの読書の動機付けになります。ですから、「読書の時間」は「読書する時間」+αの工夫で一気に広がっていくことになります。

おまけ
日曜日から、「だるさ」を訴えていた次女がインフルエンザ。「子ども3人とも丈夫で、ずっと3人合計年間欠席5日以内」なんて話したばかりだったのに。まあ、出席停止だから、欠席にはなりませんけど・・・・。