市立図書館読み聞かせ

13:00友人と図書館待ち合わせ。近況を聞く。
待っている間、雑誌を読んでいたら、「小田嶋隆」さんの文章があり、「そうだ、本を借りるんだった。」と思い出す。

人はなぜ学歴にこだわるのか。

人はなぜ学歴にこだわるのか。

 
ぱらぱらめくって、最後の「わが学歴=ペーパーテスト巧者の社会的不適応傾向について」
の以下の文を読み、思わず声をあげて笑いそうになり、あわてて口に手をやる。

「わが岩淵中学校の教師の質が明らかに変わったのは、S校長が赴任して以来のことだ。S校長は、ある意味で男気のある立派な人だった。その彼が、赴任した年の校長会で、区内の問題教師を一手に引き受けてきたというのだ。・・・(後略)」
 
で、このあと、10人の問題教師の内容が記されています。笑ったのは、その10人の内容。ありえない・・と思うけど、これが本当だから怖い。

14:00〜読み聞かせ

月によって、聞きに来る子どもの年齢層がかなり違うので、4,5冊用意して、年齢や待っている間の雰囲気で選ぶ。

最近は、小さい子どもが多いので、必ず1冊は幼年童話を入れる。これは、「あっちむいてほい」を単純に絵本にしたもの。こういう参加型(?)の絵本は初めて出会う子どもの前で読むにはとってもいい。ちゃんと、みんな参加してくれました。それから、一緒に来ている大人の方の反応も結構楽しみです。楽しい本の時に一緒に笑うことのできる親の子どもは幸せです。

終了後6月のフェステイバルの出し物絵本の選定。いつものお話ではなく「新境地」をということで、言葉遊びに挑戦。

これはのみのぴこ

これはのみのぴこ

これは、学生時代に東京で行われた谷川俊太郎さんの講演会で読んでもらって以来の私の読み聞かせ定番。作者に実際に読んでもらった本というのはあと数冊あるけど、
その時のワクワク感がいつまでも心に残っているので、本当にどの学級で読んでも子どもは喜びます。
 この本は、ページをめくった時に文字が少しずつ増えていって、最後はページいっぱいになるのが楽しいので、その文字が増えていく感じをどう表現するかをこれから煮詰める。

 選定後、一緒にやっている友人とよもやま話。内田樹さんの「先生はえらい」の朝日新聞書評を見せてもらう。書いたのは重松清さん。

夜、訃報。明日の夕方は通夜。