4年「今年のNO1 ブック」

PCトラブルのため、ネット接続できず、日付が変わってしまった。

 2月3日
 5時間目は4年生2クラス合同(50人)の読書「今年のNO1 ブック紹介」。学校で読んだ本だけでなく、自分の本を持ってもらうと、意外な本と出会えて楽しい。(本校の4年生推薦図書は30冊で、もちろんそこから選んだ子供も多い。)子供が持ってきた本から、紹介します。

まず

ダレン・シャン 12巻 運命の息子

ダレン・シャン 12巻 運命の息子

私はまだ読んでいないのに、結末が分かってしまった・・。
次は、もう準古典かなと思っていたけど
クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

やっぱり、岩波少年文庫っておいておくものですね。
最後は
地獄の悪魔アスモデウス

地獄の悪魔アスモデウス

スタルクを持ってくる子供がいるとは思わなかった。
「出版社紹介」
<アスモデウスは、地獄の支配者、おそろしい悪魔の息子。でも悪魔の子にしては性格がおとなしすぎる。ある日、パパはアスモデウスを地上におくりだすが・・・。スウェーデンの人気作家ウルフ・スタルクの最新作!>

 私は子供に読んだことはないけど、3年から4年で一気に(20分ぐらいかな)読んでもいいし、1週間ぐらいに分けて読んでもいい作品だと思います。多分私が児童文学を読み続けるのは、こういう上質で双方ハッピーな作品に出会えるからだと思う。
 スタルクのうまさについては誰も異論はないと思うけど、私はこの訳者の「菱木晃子」さんの訳がとてもいいと思ってる。でも素人なので、どういいのか説明はできない・・。
 そういえば、昨年中1だった娘が、帰って来るなり、「お母さん!聞いて!」と言って、国語の教科書に載っていたスタルクの「シェークVSバナナ・スプリット」全文を読み出した。読み終わって「ね!いいでしょ!」
(そりゃ、いいに決まってる!)

うそつきの天才 (ショート・ストーリーズ)

うそつきの天才 (ショート・ストーリーズ)

に収録

2月4日
2年生

落語絵本 五 おにのめん

落語絵本 五 おにのめん

NHK教育のTVによって今や小学校低学年の半数は、落語「じゅげむ」の名前が言えます。今日の本は、その「じゅげむ」が入っている落語絵本シリーズの1冊。

作者、川端誠さんの紹介より
「このはなしは、毎年2月に国立劇場演芸場で開かれます『桂文我・桂梅団治二人会』の、99年第2回に、桂梅団治さんの演じました噺をネタに作りました。落語ではまずお目にかからない女の子が登場し、しかも主人公をやるという珍しい噺で、そのせいか落語らしいナンセンスというよりは、ホノボノとしたはなしで、場面転換も多く、ラストがいかにも映像的なので、絵本にしようと思いたちました。(中略)
 会話文を関西弁にしましたのは、やはり最後の一言。これは関東弁では味がでないでしょう。
 
 ということで、関西弁できちんと読める人が読んだ方がいいです。