児童書購入リスト完成

 先週から作成していた児童書購入本リストがほぼ完成。教科書準拠編と是非小学生のうちの読んでほしいリストの2本立て。(頼まれた学校に)基本図書がどれだけあるか分からないけど、まあ喜んでいただけるでしょう。こちらで、すべて決めるわけにはいかないので、18万円の予算はかなりオーバー。1番時間がかかったのが、オンライン書店での在庫と価格調査。以前は書店に発注してから、「在庫ナシ。再版未定」って非情な返答がよくあったけど、自力で調べられてホント便利。取り寄せできない本は、泣く泣くあきらめました。 これで、急に「何がいい?」と聞かれた時に、学年と予算に合わせての紹介ができます。
 某小学校教員さんへ。リスト作成は楽しかったです。
 今度の日曜日(6日)には、これから1年間子供の本の紹介をすることになった友人と1日かけて、紹介本リストの検討をします。自分の知らない本と出合えるのでこちらも楽しみ。
 私は小学生の頃、クラスのみんなとスポーツ(ドッジボール・ハンドベースなどなど)をするのは、楽しさが共有できるのに、どうして読書の楽しさは共有できないんだろう?って真剣に思ってた。本当に本の楽しさを誰かと話したかった。読書に限らず、おもしろさのツボを人と共有できるって何よりの喜びだと思う。今は読み聞かせしか紹介していないけど、学級全体での読書指導実践は順次UPする予定。でもそのためには、ブログではなく、きちんとしたHPが必要・・・。春休みには、まとまった時間がとれるはずです。と、公言してしまえば、やるしかないか・・の気分でいます。

 今日の1冊

かじってみたいな、お月さま (児童図書館・絵本の部屋)

かじってみたいな、お月さま (児童図書館・絵本の部屋)

 非常に地味な本ですが、雪がふりそうな時に読みます。

友だちのコトリとお月様を見ていたクマくんは、おなかがすいたので、「お月様をかじってみたいんだ。きっとおいしいだろうなあ!」と言って、お月様めがけて矢をはなちますが、届きません。それならばとロケットを作って、いざ出発、「10 9 8 7 6 5 4 3 2 グーグーグー」・・。ぐっすり眠ってしまったのです。クマくんが目をさますと、周りは雪。月についたつもりのクマくんは、一口食べてみるのです。結局また眠ってしまい・・・。

「クマくんって月に行ってないんだよね〜」ってちゃんと1年生は分かってくれました。この「雪をおいしそうに食べる」という場面が私は好きです。日本海側に育ち、新雪が降ると必ず、外へ出て「食べました」から。ついでに言うと、空から降ってくる雪を直接口で食べる(本当はほとんど入らず)ことも大好きでした。

 読了

私にとっての10年前は、職場、保育園、自宅の三角形、もしくはここに小児科が加わっての四角形の枠から一歩も出ない生活であった。当然、読書生活は人生最大の危機を迎え、今頃「こんなのあったんだ〜」の本を読んでます。