笑い話
今日は朝が委員会のTV放送だったので、いつもの読み聞かせは、なし。
それで、5時間目に補欠(出張の先生の替わりに授業に入ること)で2年生のクラスへ行ったので、少し長めの本、と言っても10分。
- 作者: 大川悦生,太田大八
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1972/11
- メディア: 単行本
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これは笑い話で、クラスが一つになって「どっと笑う」ので、読みがいもあります。10年前と反応は同じでした。
学級担任の時は笑い話は4月に持ってきます。笑い話やワクワクする楽しい本を中心に4月は気合のブックリストになります。どうして4月かと言うと
「今度の担任は何だかいいかもしれない!」って思ってくれて、毎朝楽しみに学校に来て欲しいからです。もちろん、授業が1番ですが、授業の前提が楽しい学級であるというのは、基本のキです。
<先生はえらい>
今日、注文してあった
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 新書
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「口ごもる文章」より
錠が解けて、扉が開き、外の空気が流れ込んでくる感じ・・・そういうファクターがエッセイの中にあると、読むほうはなんとなく救われた気分になります。(中略)
入学してきたばかりの大学1年生で、そういう語り方ができる人はほんとうにわずかしかいません。でも、できる人は、できる。どうしてできるのかというと、そういう人は「自分が言いたいこと」は何かという、自分自身への興味、もっと踏み込んで言えば、「自分自身が蔵している謎」への興味がまさっているからです。そのことの方が「きちんと定型通りに書くこと」より優先している。
「誤読する自由」より
わからないけれど、何か心に響く。「たしかに、そうだ」と腑に落ちるのだけれど、どこがどう腑に落ちたのかをはっきりと言うことはできない。だから繰り返し読む。そういう文章が読者の中に強く深く浸透する文章なのです。
いろいろな学校の研究集録などを読んで、きちんと定型なのだけど、でも伝わってこない文は、読み続ける元気を失います。
多分、私がこのブログを始めたのは、続けることによって、自分はどの方向へ行きたがっているのか、自分の本当に言いたいことは何かなのを、誰よりも自分自身が知りたいからなのだと思いました。だから、うまく伝えたいとか、関西弁でいうところの「ええ格好しい〜」とか、誰かに認めてほしいとか、そういう気持ちではないところで、今私を突き動かす何かがあるということなのでしょう。
「先生はえらい」の対象は中学生や高校生だそうで、是非自宅にいる高校生・中学生の感想を聞きたいと思いました。私の大学受験の時の読んでおくべき評論は、
- 作者: 小林秀雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1961/05/17
- メディア: 文庫
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読み終わってから、「ウン?」何か昨年読んだ
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/16
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今日、リスト手直しのために、来年の教科書を1年から6年まで目を通す。読書単元掲載の本や単元で使えそうな本で、学年15000円。やっぱり教科書関連は半分程度にしたい。
某小学校教員さんへ、これから、エクセルで教科書単元名と関連本を打ち込みます。今日送付できなくてもお待ちください。