図書費の寄付

 昨日、某所に住む小学校教員から、学校に18万の図書費の寄付があったので、何とか選書リストがないかと連絡が入る。できれば、教科書準拠でという希望。図書室がほとんど整備されていないというので、学級文庫がいいだろうという話になる。18万といっても、6学年で割ると1学年3万円。1冊1000円以上はするので、多分実際に買えるのは25冊程度。教科書も違うので、教科書掲載の作家などを調べ、本校のリストを手直しして、送ることにする。
( 「えっ、このブログで紹介してくれるの?」って言うから、多めに見積もって、200冊分も一度に紹介する暇はないんですけど・・。)

 こういう寄付の場合、図書担当に話しがまわってきて、学年に3万ずつ分けてしまう場合も多い。が、学校全体で、一つの方針で選書するとかなり違ったリストになる。結局、普段から情報を集めておいたほうが、(「すぐに買ってください。」という場合も多いので)より充実したリストができる。
 でも、情報だけあって、お金がないのは悲しい・・・。

 昨年、図書関係で某所から執筆依頼を受けたときに、持っていなかったブックガイド本をほとんど揃えたので、自分で選書(と言ってもほとんどブックガイド頼みですが)したリストがどのブックガイドに載っていて、どのブックガイドに載っていないかっていうのも分かるとおもしろいなあと、電話で話していて思いついた。こういうのは、缶詰にならないとできないから、気持ちに余裕のある休日の仕事になる。でもきっと、はまると、まず家事がストッフし、我が子が今以上にほったらかしになるのは、目に見えている・・・。

今日の1冊。
1年
1年は8時5分前にきちんと着席しているので、8時のチャイムが終わるとすぐ読み始められる。

くいしんぼうのあおむしくん (こどものとも傑作集)

くいしんぼうのあおむしくん (こどものとも傑作集)

 
 初版は1975年の「こどものとも」。25年たって、傑作集になった本です。
あおむしくんが、本当にくいしんぼうで、何でも食べ始め、とうとうお父さんやお母さんまで食べ始めると、楽しそうに聞いていた子どもたちの顔に緊張が走ります。そして、最後にはとうとう・・・・。
 私も初めて読んだときは、「えっ、子どもの本だから、ハッピーエンドだよね。でもどうなるの?」って不安でした。でも大丈夫・・。
 これだけ、スケールの大きい本ですから、もう少し版が大きい方がとも思いますが、傑作集なので、この大きさなのですね。

2年

よわむしらいおん―らいおんえほん〈1〉 (らいおんえほん (1))

よわむしらいおん―らいおんえほん〈1〉 (らいおんえほん (1))

出版社紹介
ぼくの だいすきな らいおん。すごく つよくそうに みえるけど、ほんとうは ちょっぴり よわむしなんだ。だってね・・・。
かっこよくて、やさしくて、おまけに力持ち。そんな らいおんと「ぼく」のゆかいな ものがたり。

1巻は1年の推薦図書リストに入っているので、今日読んだのは2巻「あわてんぼうらいおん」3巻「たかいたかいらいおん」4巻「くいしんぼうらいおん」
個人的には1巻が1番好きです。