バートンとバーニンガム

 1月からブログ開始を決めていたので、本当は冬休み中に1月〜3月分の絵本リスト(100〜150冊)をエクセルで完璧に作成する予定であった。が、家事に邁進していたので、(立派な言い訳)全く進まず。で、どうやって、選書しているかというと1月半ばまでは、人様から借りていた本で、それ以降は図書館でパッと目が会った本でしのいでいる。つまり完全な自転車操業状態。
 本校は、2年前に推薦図書リストを大幅に改定し、1,2年の絵本はかなり充実している。つまり、学校にある本(推薦図書100冊を含む)+4月から1年生に読んだ100冊の本は使えないわけで、そう考えるとハードルはかなり高い。
 でもまあこういう機会でもないと新作には挑戦しないからというので、図書館頼みの日々が続いています。本当は読んだ後、「はい」と言って教室に置くのがベストなのは、重々分かっているけど、そうも言ってられない。

 というわけで、バートン

ちっちゃな ちっちゃな おんなのこ

ちっちゃな ちっちゃな おんなのこ

 出版社紹介
ちっちゃなちっちゃな、おんなのこ。うしさんのミルクをテーブルに。それをねらってやってきたのはだあれ? ちっちゃなちっちゃな、いたずらにゃんこ。
 
 バートン最新作。バートンの絵ははっきりしているので、1ページ目から子どもをひきつけます。読み聞かせが初めての人はバートンのようなはっきりした絵本がいいような気がします。「ちっちゃな ちっちゃな おんなのこ」って題だったのに、1ページ目の女の子は、顔が胴体の3倍はある・・。「でかい〜」ってもうワクワク状態でした。この本は3分もかかりません。でも3分以内の本は、子どもから「え〜短すぎ!」ってかなり不評です。

バーニンガム
訳者紹介より
1937年生まれ。(今年68)1963年に初めて手がけた絵本「ポルカ」でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後「ガンピーさんのふなあそび」でも同賞を受賞している。1971年には、80日間44000マイルの世界一周旅行をした折、日本にも立ち寄り、それが絵本「80日間世界一周」となった。

アボカド・ベイビー

アボカド・ベイビー

先日読んだ「ミラクルベビー」と同じ、赤ちゃんが、すごい力を持ってしまうお話。ミラクルの方は知能で、アボガドの方はパワー。2年と3年に読んで、やっぱり、元気のいい3年に圧倒的に支持されました。「いすのベルトはちぎっちゃうし」で「オ〜すごい」「こどもたちをのせたくるまは、さかのうえまでひっぱうちゃうし」で「オ〜すごい」「ベッドのさくなんか、ひょいともちあげちゃうのです」でもう大興奮。ホント幸せな子どもたち。こちらまで、朝から幸せな気分でした。

購入

いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)

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立ち読みして、
「(大学生に)レポートを課すと、環境問題を題材に書いてくる学生がかなりいる。・・・しかし、肌で感じている書いているとは思えない場合がほとんどである。」
少子化とはつまり、子どもは苦手だということである。都会の人なら、それはあまりにも当然であろう。子どもは自然であって、都会人は自然とのつきあいが下手な人たちだからである。」を読んで買い!

アメリカ 最強のエリート教育 (講談社+α新書)

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昨日、アマゾンかなにかの書評を読んで。