トポロジーの絵本

 トポロジーの絵本は、コメント欄で迷亭様が教えてくださり、無事15年ぶりに書棚から陽の目を見ました。
 

ぐにゃぐにゃ世界の冒険 (たくさんのふしぎ傑作集)

ぐにゃぐにゃ世界の冒険 (たくさんのふしぎ傑作集)

 作者は、瀬山士郎さん

 紹介文より(1992年10月 発行)
 

 群馬大学教養学部教授。専攻はトポロジー
 大学在学中は児童文化研究会で人形劇に熱中、現在は自宅に家庭文庫山猫文庫
 を開いて子供達と交流をしている。数学教育協議会会会員。

 その他の著作として紹介されていたのが、

トポロジー:柔らかい幾何学

トポロジー:柔らかい幾何学

はじめてのトポロジー (PHPサイエンス・ワールド新書)

はじめてのトポロジー (PHPサイエンス・ワールド新書)

幾何物語―現代幾何学の不思議な世界 (ちくま学芸文庫)

幾何物語―現代幾何学の不思議な世界 (ちくま学芸文庫)

トポロジー―ループと折れ線の幾何学 (すうがくぶっくす)

トポロジー―ループと折れ線の幾何学 (すうがくぶっくす)

 この「たくさんのふしぎ全100冊」は、長男が幼稚園か、小学校1年生の時に買ったセットですが、このシリーズは、あまりに長文の為、読み聞かせはやっていません。
 (リビングに持ってきた本を見て、夫が『(自分が長男に)読んでやった』と言っていますが、真偽の程は不明です。)
 
 長男は大学で数学を学んでいて、15年以上も前に読んだこの絵本が「トポロジーの本」だと思い出したのですから、本当にこの本に感謝したいと思いました。
 
 また難しい専門領域の話を小学生にも分かるように書いて下さった作者の略歴を読み、かこさとしさんを思い出しました。

 親としてひたすら物語を読んで聞かせて来ましたが、本を手渡す側の興味関心外の本もきちんとふれさせておくって大切だと、しみじみ思った出来事でした。

 ※
 長女は、山のような絵本の中にあったたった1冊の英語絵本を見て「この読めない文字は何だろう」と思い、英語に興味を持ったというのですから、子供の成長に何がどう影響するかは不思議です。