はるこねこ

 職場には、当たり前のように「毎日読み聞かせ」をしている先生が何人かいます。

 今日、そのクラスの先生に
 「ハルコネコ」読んでくれたんですか?
と聞かれました。

 そういえばその先生が出張の時に、何冊か読んだ本の1冊でした。

 この本は、「お姉ちゃんだから」と毎日お母さんに怒られてばかりいるハルコが、面白くないのでお母さんを困らせてやろうとして、ひみつのネコドーナツを食べたらネコになってしまうお話です。

 その先生は地元図書館の「新刊本コーナー」で新刊チェックをしてよさそうなのをクラスで読んでいるので、「新しい本が学校にもある」ことに驚かれていました。

 私は、そういう手間暇かけて子どもに読む本を選んでいる先生に感激しました。

ハルコネコ

ハルコネコ

 でも、まだまだ「学校図書館本のアピール不足でもある」ことを確認しました。