学校図書館の現状に関する調査 

  

 文部科学省では、学校図書館に関する行政上の参考とするため、都道府県教育委員会等を通じて、学校図書館の現状に関して調査を行っており、本調査結果は、これを取りまとめたものです。
 本調査結果の概要は次の通りです。

 とあり、以下の3つの調査報告です。
 1 司書教諭等状況調査
 2 図書等の整備状況調査
 3 読書活動の状況調査

 この中の 3読書活動の状況調査には、
 ◇必読書コーナー、推薦図書コーナーの設置
 ◇目標とする読書量の設定

 という調査があります。
 「調査」するということは、これらが「望ましい」という状況です。

 今年の調査では、
 ◇必読書が、62.9%(小学校)
 ◇目標とする読書量の設定が、86%(小学校)
 となっています。

 
 読書の場合、本当に読んだかどうかを何を持って判断するのか・・と言う難しさがあります。
 本好きにするための手法がきちんと計画的に用意されていれば、必読書の読書や読書量調査は、有用なデータとして使えるのだと思います。